- 2025年7月15日
タイムズカーシェアのパックがなくなった?2025年改定の真相

こんにちは。車のサブスク調査隊、運営者の「K」です。
「タイムズカーシェアのパックがなくなった」と聞いて、この記事にたどり着いたんですね。「パックがなくなったって、なぜ?」「もしかして改悪なの?」「実質的な値上げ?」と、ちょっと不安になっているかもしれません。
特にタイムズカーシェアの大きな魅力だった「6時間までの利用なら距離料金が無料」というルールがどうなるのか、週末のドライブによく使っていた方なら、すごく気になっているかなと思います。あの「6時間以内ならガソリン代も距離料金も気にせず走れる!」というお得感が、タイムズを選ぶ最大の理由だった、という人も少なくないはずです。
私もタイムズユーザーなので、この「パックがなくなった」の真相は気になっていました。2025年12月からどう変わるのか、距離料金やナイトパックの扱いはどうなるのか、そして三井のカーシェアーズ(旧 カレコ)やオリックスといった他社との比較で、私たちはどう選べばいいのか。この記事で、私の調査結果をまるっと共有しますね。
- 「パックがなくなった」という言葉の本当の意味
- 2025年12月からの新料金で誰が損をして、誰が得をするか
- 三井のカーシェアーズ(旧 カレコ)・オリックスと「6時間利用」の料金を徹底比較
- あなたの利用スタイルに合わせた今後の賢い選択肢
タイムズカーシェアのパックがなくなった?噂の真相
まず、「タイムズカーシェア パック なくなった」という疑問について、その真相を整理します。実はこの言葉、過去の「名前の変更」と、未来の「価値の変更」という2つの意味が混ざっていて、ちょっとややこしいんですね。この2つを分けて考えると、今の状況がスッキリ理解できるかなと思います。
「パック」という名称の変更
まず言葉通りの「パック」という名前についてです。
昔のタイムズカーシェアには、「36時間パック」や「48時間パック」といった、利用者が予約時にカチッと選ぶタイプの「長時間パック」という名前のプランがありました。レンタカーのプラン選びに近い感覚でしたね。
ですが、2021年4月の料金改定で、これらの「パック」という名称は「最大時間料金」という仕組みに変わりました。
これは、三井のカーシェアーズ(旧 カレコ)やオリックスのように利用者が「6時間パック」と手動で選ぶのではなく、15分単位の料金(ベーシックなら220円/15分)が自動で積み上がっていき、設定された上限(例:6時間まで4,290円)に達したら、それ以上は料金が上がらなくなる(=キャップがかかる)という自動適用型の仕組みです。
「最大時間料金」のメリット・デメリット
メリット:利用者が「6時間パックにするか、15分単位で借りるか…」と悩む必要がなく、利用した時間に応じて自動的に一番安い料金が適用されることです。うっかり長時間乗っても、自動でキャップがかかるので安心感がありました。
デメリット:「今、自分はパックを使っている」という意識が薄れやすく、料金体系が少し分かりにくくなったかもしれません。
なので、「パックという名前のプランがなくなった」というのは、2021年の時点で本当なんですね。(唯一、「ナイトパック」だけは今も予約時に手動で選択する従来の「パック」として残っています)
2025年12月 距離料金が改定

でも、皆さんが今いちばん知りたい「パックがなくなった」の不安は、2021年の名称変更のことではなく、こっちですよね。
それは、2025年12月1日から、タイムズカーシェア最大のメリットだった「6時間までの利用なら距離料金0円」というルールが廃止されることです。(出典:タイムズカー公式サイト「距離料金改定のお知らせ」)
これが、利用者が感じている「実質的な日帰りドライブパックがなくなった」の正体です。
【2025年12月1日からの新旧ルール比較】
- 現行ルール(~2025年11月30日返却分まで)
6時間以内の利用:距離料金 0円
6時間超の利用:走行距離「全体」(1km目から)に20円/km課金 - 新ルール(2025年12月1日返却分から)
利用時間に関わらず、最初の20kmまで距離料金 0円
20kmを超えた分(21km目から)に20円/km課金
つまり、これまでは6時間以内なら100km走っても200km走っても距離料金はタダだったのが、これからは20kmを超えた分はしっかり請求される、ということになります。
この変更の背景には、タイムズが公式に言う「公平性の是正」(後述します)のほかに、やはり車両の維持コストの問題があるのかな、と私は推測しています。短時間で長距離を走る利用は、タイヤやオイルの消耗が激しく、清掃の頻度も上がるため、そのコストを走行距離に応じて負担してもらう、という方向に舵を切ったのかもしれませんね。
実質値上げ?6時間利用の比較

この変更、特に「短時間で長距離を走る」使い方をしていた人には、実質的にかなりの「値上げ」になってしまいます。
例えば、週末にベーシッククラスの車で、東京から箱根まで日帰りドライブ(利用時間:5時間30分、走行距離:約180km)に行った場合をシミュレーションしてみました。
- 現行料金(~2025/11/30)
時間料金:4,290円 (6時間までの最大時間料金が自動適用)
距離料金:0円 (6時間以内の利用のため)
合計:4,290円 - 新料金(2025/12/1~)
時間料金:4,290円 (6時間までの最大時間料金)
距離料金:(180km – 20km) × 20円/km = 3,200円
合計:7,490円
なんと、1回の利用で3,200円も高くなってしまいます。割合にすると約74.8%の値上げです。
これはもう「ちょっとした値上げ」のレベルではなく、サービス内容が根本的に変わった、と言ってもいいくらいのインパクトですよね。これまで「週末のドライブはタイムズで決まり!」と思っていた層には、かなりの大打撃です…
逆に値下げになる利用シーン

ただ、この改定、すべての人にとって「改悪」かというと、そうでもないんです。
逆に「値下げ」になる、ちょっとニッチなケースもあります。
それは、「長時間(6時間超え)借りるけど、走行距離はすごく短い(20km以下)」という使い方です。
これまでのルールには、「6時間の壁」というちょっと不公平な点がありました。例えば「5時間59分、15km走行」なら距離料金0円なのに、「6時間1分、15km走行」になっただけで、6時間を超えたペナルティとして全走行距離(15km)に課金(300円)されていたんです。
【値下げになるケース例】近所の買い物めぐりや所用で「7時間」利用し、走行距離は「15km」だった場合。
- 現行料金:
時間料金(5,500円 ※12時間最大料金が適用) + 距離料金(15km × 20円 = 300円) = 5,800円(※6時間を超えるため、1km目から距離料金が発生していました) - 新料金:
時間料金(5,500円 ※12時間最大料金が適用) + 距離料金(0円) = 5,500円(※走行距離が20km以下のため、距離料金は0円になります)
このように、引越し作業で短距離の往復だけする、とか、複数の店舗を巡るけど総距離は短い、といった使い方だと、新ルールのほうが300円安くなるんですね。
タイムズが言う「公平性の是正」というのは、この「6時間の壁」による不公平感をなくし、「走った距離(=車両への負荷)に応じて課金する」という点にあるんだと思います。
ナイトパックの距離料金ルール
では、唯一「パック」として残っているナイトパック(18:00~翌9:00)はどうなるのでしょうか?
公式発表では「ナイトパック利用時の距離料金については変更ありません」とされています。
【注意】ナイトパックの「変更なし」の意味
この「変更なし」というのは、新ルールの「20kmまで無料」は適用されない、という意味です。
つまり、これまで通り、ナイトパックを利用した場合は、1km目から走行距離全体に20円/kmの距離料金が発生します。
この仕様変更で、利用シーンによっては料金の逆転現象が起こる可能性があるので、注意が必要ですね。
ナイトパックと通常利用、どちらが得か?
例えば、夜18:00から24:00までの「6時間」、走行距離「50km」で利用した場合を比較してみましょう。(ベーシッククラス)
- ①ナイトパック(2,640円)を利用した場合
時間料金:2,640円
距離料金:50km×20円/km = 1,000円 (※1km目から課金)
合計:3,640円 - ②通常利用(最大時間料金)を利用した場合
時間料金:4,290円 (6時間最大料金)
距離料金:(50km – 20km)×20円/km = 600円 (※20km無料)
合計:4,890円
このケースでは、ナイトパックを使ったほうが1,250円も安いですね。
ですが、もし走行距離が「10km」だったらどうでしょう?
- ①ナイトパック(2,640円)利用
時間料金:2,640円
距離料金:10km×20円/km = 200円
合計:2,840円 - ②通常利用(6時間最大)利用
時間料金:4,290円
距離料金:0円 (20km以下のため)
合計:4,290円
この場合もナイトパックが安いですが、利用時間がもっと短ければ(例:3時間だけ)、通常利用のほうが安くなる可能性も出てきます。
予約時には、「利用時間」と「おおよその走行距離」を考えて、ナイトパックと通常利用のどちらが安くなるか、慎重に比較したほうが良さそうですね。
タイムズカーシェアのパックがなくなった後の選択
この2025年12月の大改定を受けて、私たち利用者はどうすればいいんでしょうか。「パックがなくなった=日帰りドライブのお得感がなくなった」タイムズを、このまま使い続けるべきか…。
ここからは、具体的なシミュレーションと、ライバル他社との比較で、今後の賢い使い方を考えていきます。
20kmの壁:新料金シミュレーション
先ほどの箱根ドライブ(180km)ほどではなくても、「20kmの壁」は意外と簡単に超えてしまいます。
「20km」というと、感覚的には「ちょっと隣の大きな駅まで」「市区町村内の大きめのスーパーに買い出し」くらいなら超えないかもしれませんが、「少し離れたアウトレットモール」「空港」「隣の県へのちょっとしたお出かけ」となると、もう確実に超えてしまいますよね。
例えば、東京から成田空港へ送迎(利用時間:4時間、走行距離:約134km)というケースで、もう一度見てみましょう。
- 現行料金(~2025/11/30)
時間料金:3,520円 (4時間分 = 16コマ×220円)
距離料金:0円 (6時間以内のため)
合計:3,520円 - 新料金(2025/12/1~)
時間料金:3,520円 (4時間分)
距離料金:(134km – 20km)×20円/km = 2,280円
合計:5,800円
これも約65%の大幅な値上げです。往復10kmちょっとの「近所の買い物」レベルでない限り、新ルールの影響は避けられないかなと思います。
損する人、得する人の特徴
今回の改定で「損する人」と「得する人」を、Kなりにもう少し詳しくまとめてみました。
【損をする人(大幅値上げ)】
「短時間(6時間以内)・長距離(20km超)」で利用する人。
- 週末の日帰りレジャーやドライブ(例:箱根、鎌倉、アウトレットなど)
- 空港への送迎(例:成田、関空など)
- 帰省の足として都市部から地方へ移動する
まさに、これまでタイムズの「6時間まで距離料金0円」の恩恵を最大限に受けてきた層が、直撃を受ける形です。タイムズ側としては、車両コストがかさむこの層の利用を、新料金によってある程度抑制したい、という狙いもあるのかもしれません。
【得をする人(値下げ)】
「長時間(6時間超)・短距離(20km以下)」で利用する人。
- 引越し作業で近距離を往復する(例:8時間借りて、走行15km)
- 複数の店舗を長時間かけて車で回る(例:家具屋めぐりなど)
こちらは、タイムズが公式にアピールする「公平性の是正」によって恩恵を受ける層ですね。ただ、利用シーンとしては、かなり限定的かな、というのが私の正直な感想です。
三井のカーシェアーズ(旧 カレコ)、オリックスとの料金比較

じゃあ、タイムズが「6時間まで距離料金0円」をやめるなら、他の会社はどうなんでしょうか?
ライバルの「三井のカーシェアーズ(旧 カレコ)」と「オリックスカーシェア」の料金体系を調べてみたところ、驚いたことに、両社とも「6時間パックは距離料金0円」を維持していました。(2025年11月時点の調査情報です)
これは大きな差別化ポイントになりますね。ここで、タイムズの新旧料金と、三井のカーシェアーズ、オリックスで「6時間・100km」利用した場合の料金を比較してみます。
| サービス | 時間料金(6時間) | 距離料金(100km)のルール | 距離料金(100km) | 合計料金 |
|---|---|---|---|---|
| タイムズ(~2025/11/30) | 4,290円 | 6時間以内は0円 | 0円 | 4,290円 |
| タイムズ(2025/12/1~) | 4,290円 | 20km超過分に20円/km | 1,600円(80km×20円) | 5,890円 |
| 三井のカーシェアーズ | 4,280円 | 6時間以内は0円 | 0円 | 4,280円 |
| オリックス(個人A・平日) | 4,200円 | 6時間以内は0円 | 0円 | 4,200円 |
※料金は各社ベーシッククラス、基本プランでの比較です。オリックスは平日料金で比較しています。ご利用の際は、必ず公式サイトで最新の料金プラン、特に月会費や距離料金の条件をご確認ください。
この表、衝撃じゃないですか?
2025年12月以降、タイムズだけが1,600円も高くなってしまうんです。これまでは3社ともほぼ横並びだった「6時間ドライブ」の料金が、完全に変わってしまいますね。
この改定によって、「利便性(ステーション数)のタイムズ」と、「料金(6時間無料)の三井のカーシェアーズ・オリックス」という、カーシェア市場の二極化がハッキリした、と言えるかもしれません。
三井のカーシェアーズやオリックスカーシェアの料金プランやタイムズとの違いについては、下の記事でも詳しく調査していますので、乗り換えを検討する方はぜひ参考にしてみてください。
長距離利用は他社への乗り換え検討

この比較結果を見ると、答えはシンプルかなと思います。
もしあなたが「タイプB:週末の日帰りドライブ・旅行がメイン(月1回、5時間・150km程度)」の利用者なら、タイムズからの乗り換え(あるいは併用)を強く検討したほうが良い、と私は思います。
1回の利用で3,000円も差が出るなら、他社を併用する手間を考えても、十分にお釣りが来ますよね。三井のカーシェアーズ(旧 カレコ)やオリックスには、タイムズの月額基本料(880円)が無料になる「月会費無料プラン」(※三井のカーシェアーズ(旧 カレコ)は月1回の利用が条件など、プランによります)も用意されていることが多いので、サブとして登録しておくハードルも低いです。
【賢い使い分け(併用)の例】
- 普段の「ちょい乗り」(~2時間、20km以下)→ ステーションが近所にあって便利なタイムズを利用。
- 週末の「日帰りドライブ」(6時間以内、100kmなど)→ 6時間距離料金0円の三井のカーシェアーズ(旧 カレコ)やオリックスを利用。
もちろん、ステーションの数や場所という「利便性」はタイムズが圧倒的なので、その便利さにお金を払う、という考え方もアリだと思います。ただ、その「便利代」が1回3,000円だと考えると、ちょっと考えてしまいますよね。
短距離・近所利用ならタイムズ継続
逆に、もしあなたが「タイプA:近所の買い物・送迎がメイン(月数回、2時間・15km程度)」の利用者なら、今回の改定の影響はまったくありません。
走行距離は常に20km以下でしょうから、料金はこれまでと変わりません。むしろ、万が一6時間を超えてしまっても(例:買い物先で混雑していた)、走行距離が20km以下なら距離料金がかからない、という安心感(値下げ)がプラスされます。
このタイプの利用者は、業界No.1のステーション数を誇るタイムズの圧倒的な「利便性」を引き続き享受するのが、一番合理的だと思います。わざわざステーションが少ないかもしれない他社に移るメリットは、ほぼ無いと言っていいでしょう。
総括:タイムズカーシェア パック なくなった と今後の賢い使い方

最後に、「タイムズカーシェア パック なくなった」問題の総括と、私たちの取るべき戦略です。
【結論】
- 「パック」という名称は、2021年に「最大時間料金」という自動適用システムに変わりました。
- 利用者が本当に気にすべきは、2025年12月1日から「6時間まで距離料金無料」という最大の価値(実質的な日帰りドライブパック)がなくなることです。
- これにより、「短時間・長距離」利用者は実質的に大幅な値上げ(改悪)となります。
- 逆に「長時間・短距離」利用者は、わずかながら値下げ(改善)の恩恵を受けられます。
【Kからの提言:今後の賢い使い方】
- まず、自分の利用スタイル(平均利用時間と走行距離)を把握する。
- 近所利用(20km以下)がメインなら…→ 圧倒的な利便性を誇るタイムズカーシェアの継続利用でOK。何も心配いりません。
- 日帰りドライブ(6時間以内・20km超)がメインなら…→ 「6時間まで距離料金0円」を維持している三井のカーシェアーズ(旧 カレコ)やオリックスへの乗り換え・併用を強く推奨します。
今回のタイムズの改定は、私たち利用者に「自分の車の使い方」を真剣に見直すきっかけをくれた、ということかもしれませんね。
「どのカーシェア会社でも同じ」という時代は終わり、これからは「利便性(ステーション数)のタイムズ」と、「料金(6時間無料)の三井のカーシェアーズ(旧 カレコ)・オリックス」を、自分の利用スタイルに合わせて賢く使い分ける時代になったんだな、と強く感じました。
ご自身の利用スタイルに本当に合ったサービスを再選択して、2025年以降もお得にカーシェアライフを楽しんでいきましょう!
※本記事の情報は2025年11月時点の調査に基づいています。各社の料金やサービス内容は変更される可能性があるため、最終的なご利用の判断は、必ず各社公式サイトの最新情報をご確認くださいますよう、お願いいたします。
カーシェア、車のサブスクに乗り換える前に。その愛車、下取りで損していませんか?
【登録一切不要】あなたの車の「本当の価値」、
たった45秒でコッソリ知りたくないですか?
200万件の売買データが示す「適正な買取相場」を今すぐチェック。
しつこい営業電話ナシ!まずは無料でシミュレーション。
※公式サイト「車買取相場データベース」に移動します (PR)
ライター紹介
車のサブスク調査隊
「所有」から「利用」へ。車のサブスクは維持費も税金も全部コミで、面倒知らずのドライブライフ。最新車種から選べる贅沢を、あなたに。








