- 2025年10月31日
タイムズカーシェアで開始時間に1分遅れる?料金と対処法

タイムズカーシェアの利用で、「もし予約した開始時間に遅れる場合はどうなるのか?」と不安に感じたことはありませんか?交通渋滞や急な用事で、予約時間より遅く乗ることになったら、料金や予約自体がどうなるのか気になりますよね。知恵袋などのQ&Aサイトでも、開始時間の変更やキャンセル、料金体系に関する質問は多く見られます。
例えば、予約時間より早く返す場合の扱いや、逆に返却が1分遅れた場合のペナルティ、お得なナイトパック利用時のルールなど、具体的な疑問は尽きません。また、開始時間前に乗れるサービスタイムの存在や、もし延長したくても次の人がいる場合の対処法、最終的に乗れなかった場合の自動キャンセル(予約終了)の扱いなど、知っておくべきルールは多岐にわたります。
この記事では、タイムズカーシェアの開始時間に遅れそうな場合の対処法や、それに伴う料金の仕組みについて、分かりやすく解説します。
- 予約時間に遅れても乗車可能か、その場合の課金ルール
- 開始時間の変更やキャンセルが可能な期限
- 早く返却した場合と、1分遅れて返却した場合の料金の違い
- 延長手続きのルールと、次の予約者がいる場合の注意点
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タイムズカーシェアで開始時間に1分でも遅れる場合の基本ルール
- 予約時間より遅く乗る。時間過ぎたらどうなる?
- 料金はいつから発生するのか
- 知恵袋に見る利用者の疑問
- 開始時間前なら「サービスタイム」で乗車可能
- 開始時間の変更・キャンセルはいつまで可能か
予約時間より遅く乗る。時間過ぎたらどうなる?

結論から言うと、タイムズカーシェアでは予約した開始時間を過ぎても車を利用(解錠)することは可能です。
例えば、10時からの予約で10時15分にステーションに到着した場合でも、予約時間内(設定した返却予定時間まで)であれば問題なく車に乗って出発できます。予約が自動で取り消されることはありません。
「遅刻したら乗れないかも!」と慌てる必要はありません。あなたの予約枠は、返却予定時間まできちんと確保されています。
ただし、これには重要な注意点があります。それは、料金が実際に車を解錠した時間からではなく、予約した「開始時間」から発生している点です。つまり、15分遅れて利用を開始した場合でも、料金は10時から計算されています。
遅刻した分の料金が戻ってくることはなく、また、遅刻した分だけ返却時間が自動で延長されるわけでもありません。あくまで「予約した時間枠の範囲内」で利用できる、というルールです。
もし予約開始時間を過ぎて、結局その車を利用しないことが確定した場合は、無駄な課金を止めるために「予約の取消」手続きが必要です。この手続きについては後ほど詳しく解説します。
ポイント
- 予約開始時間に遅れても、返却予定時間までなら乗車可能。
- 予約が自動でキャンセルされることはない。
- ただし、料金は遅れた時間に関わらず「予約開始時間」から発生している。
料金はいつから発生するのか

タイムズカーシェアの利用料金は、「予約時の開始時間」から「返却手続きが完了した時点」までが課金対象となります。
ここでの最大のポイントは、実際にクルマを解錠した時間(利用を開始した時間)ではないという点です。これは、タイムズカーシェアがその時間枠で車を「確保」していることに対する料金だからです。
例えば、14時から3時間の予約(17時まで)をした場合、料金計算は以下のようになります。
- 14時10分に解錠し利用開始した場合 → 課金は14時00分から開始されます。10分間の遅刻分も料金に含まれます。
- 13時50分に(サービスタイムで)解錠し利用開始した場合 → この場合も、課金は予約開始時間の14時00分からです。早く乗った分の料金はかかりません。
このように、遅れても早く乗っても、課金の基準はあくまで「予約開始時間」となります。この仕組みを理解しておくことが、無駄な料金を発生させないための第一歩です。
最大の注意点:遅刻と返却時間
開始時間に遅刻したからといって、その時間分、返却時間を無料で後ろにずらせる(自動延長される)わけではありません。
14時からの予約で14時10分に乗車しても、返却予定が17時であれば、17時までに返す必要があります。もし17時を過ぎそうなら、別途「延長手続き」とその料金が必要になります。
知恵袋に見る利用者の疑問
「タイムズカーシェア 開始時間 遅れる」という悩みは、多くの方が抱く共通の疑問のようです。実際に、Yahoo!知恵袋のようなQ&Aサイトにも、以下のような具体的な投稿が見られました。
利用者の疑問の例
- 「タイムズカーって予約した時間に15分くらい遅れても乗れないということはないですよね?」
- 「予約した時間から課金が始まるだけという認識であってますか?」
これに対する回答の多くは、「その認識で合っています」「遅れても乗れますが、料金は予約時間から発生します」という内容が寄せられています。
レンタカーのように対面での手続きがない分、「時間を過ぎたらロックが解除できないのでは?」「ペナルティがあるのでは?」と不安に感じやすいのがカーシェアの特徴です。 やはり、「遅れても乗車は可能」であり、「課金は予約開始時間からスタートする」という2点が、利用者にとって最も気になるポイントであると言えます。
開始時間前なら「サービスタイム」で乗車可能

タイムズカーシェアには、予約時間より少し早く車を利用できる「サービスタイム」という便利な仕組みがあります。
タイムズカーの公式ユーザーガイドによると、予約開始時間の5分〜10分前から利用が可能とされています。これは、出発前の日常点検(タイヤの空気圧、傷の確認、車内の忘れ物チェックなど)をおこなうための時間として提供されています。
※一部の利用者ブログなどでは「15分前から」と紹介されている場合もありますが、公式情報では「5〜10分前」となっているため、この範囲で想定しておくと確実です。ステーションや車両の通信状況によっても若干の差が出る可能性があります。
このサービスタイム中に車を解錠しても、追加料金は発生しません。前述の通り、課金はあくまで予約開始時間からとなります。
少し早めにステーションに到着した場合は、このサービスタイムをぜひ活用しましょう。慌てて出発するのではなく、落ち着いてシートポジションを合わせたり、カーナビの目的地を設定したりする時間に充てられます。
安全運転のためにも、出発前の点検と準備は大切です。このサービスタイムは、そのための時間として有効に使いましょう。
開始時間の変更・キャンセルはいつまで可能か
予定が変わり、予約した開始時間に間に合わない、あるいは利用自体を取りやめたい場合、いつまで手続きが可能なのでしょうか。この「期限」が非常に重要です。
利用開始時間前
予約の変更・取り消しは、利用開始時間の1分前まで可能です。
この時間内であれば、タイムズカーのマイページ(Webサイト)や公式アプリから、ペナルティなし(課金なし)で手続きがおこなえます。
開始1分前までにできること
- 予約のキャンセル(無料)
- 利用開始時間の変更(例:10時開始を11時開始にする)
- 返却時間の変更
- 利用ステーションの変更
「少し遅れそう」と分かった時点で、1分前までに開始時間を遅らせる変更手続きをしておけば、無駄な料金の発生を防げます。
利用開始時間後
利用開始時間を過ぎると、その時点で課金が始まります。
時間を過ぎた後は、予約の「変更」や「キャンセル」はできなくなります。唯一可能な手続きは、「返却予定日時のみ変更可能(=延長)」となります。開始時間を後ろにずらすことはできません。
注意点:「1分」の壁
利用開始時間を1分でも過ぎると、無料キャンセルは一切できなくなります。遅れそうなことが事前に分かった場合は、絶対に「利用開始1分前まで」に変更手続きを済ませましょう。
また、利用開始時間を過ぎた後に利用を取りやめる場合は、課金を止めるために後述する「予約の取消」手続きが必要になります。
タイムズカーシェア開始時間に1分遅れる場合の料金と注意点
- 予約時間より早く返す場合の料金計算
- ナイトパック利用時の注意点
- 返却時間の1分遅れで発生する超過料金
- 延長したいが次の人がいる場合の対応
- 乗らない場合の自動キャンセル(予約終了)手順
- タイムズカーシェア開始時間に遅れる場合の総括
予約時間より早く返す場合の料金計算
開始時間に遅れるケースとは逆に、予定より早く利用が終わり、予約した返却時間よりも早く返す場合の料金はどうなるのでしょうか。これは、利用している料金プランによって明確に異なります。
【時間料金の場合】
ベーシッククラス(例:220円/15分)などの「時間料金」で利用している場合は、実際に利用した期間で料金が計算されます。
例えば、6時間の予約をしていても、実際に利用したのが4時間だけであれば、請求は4時間分のみとなります。早く返却した場合、特に連絡は不要です。この仕組みがあるため、タイムズカーシェアでは「返却時間に遅れないよう、あらかじめ長めに予約しておく」ことが推奨されています。
3時間の利用が予想される場合でも、渋滞などを考慮して4時間で予約しておき、結果的に3時間で返却すれば、料金は3時間分で済むわけです。
【パックの場合】
6時間パック、12時間パック、ナイトパックなどの「パック料金」で予約している場合は、予約終了時間までの課金となります。
これは、その時間枠をまとめて確保する代わりに割安な料金が設定されているためです。例えば、6時間パックで予約し、4時間で返却した場合でも、料金は6時間パックのまま変動しません(返金はありません)。
パック料金は「利用時間の上限」ではなく、「その時間枠を買い取る」イメージに近いですね。早く返しても料金が変わらない点は注意が必要です。
| 料金プラン | 予約内容 | 実際の利用 | 請求される料金 |
|---|---|---|---|
| 時間料金 | 6時間 予約 | 4時間 で返却 | 4時間分(利用した分だけ) |
| パック料金 | 6時間パック 予約 | 4時間 で返却 | 6時間パック満額(早く返しても変わらず) |
ナイトパック利用時の注意点
夜間(原則18:00〜翌9:00)にお得に利用できる「ナイトパック」ですが、これもパック料金の一種です。そのため、特有のルールに注意が必要です。
ナイトパックの主要ルール
- 早く返却した場合: 料金は変わりません(予約したパック料金が満額かかります)。
- 開始時間に遅れた場合: 料金は予約開始時間(通常18:00)から計算されます。例えば19時に乗車しても、料金は18時からのパック料金です。遅刻しても割引はありません。
- メニュー変更の不可: 利用開始後に、ナイトパックから時間料金へ変更したり、逆に時間料金からナイトパックへ変更したりすることはできません。
特に注意したいのが、ナイトパックの時間(〜翌9:00)を超えて利用する場合です。ナイトパック利用者が、予約開始後に利用時間を延長した場合、その延長分はナイトパックの時間内(例えば、翌8時から9時まで延長した場合など)であっても、通常の延長料金(時間料金)として加算されます。
ナイトパックの延長は割高になる可能性
ナイトパックは「予約した時間枠固定」のプランです。利用開始後に延長操作をすると、たとえそれがパックの時間内(18:00〜翌9:00)であっても、通常の時間料金(例:220円/15分)が別で加算されます。延長が必要になりそうな場合は、最初から長めのパックを選ぶか、時間料金での利用を検討しましょう。
返却時間の1分遅れで発生する超過料金
開始時間の遅れには比較的寛容なタイムズカーシェアですが、返却時間の遅れには非常に厳しいルールが設けられています。これは、次の利用者に多大な迷惑をかける可能性があるためです。
もし、事前の延長手続きをおこなわず、予約した返却時間を1分でも過ぎて返却した場合、その超過した時間については通常料金の2倍の超過料金が発生します。
例えば、ベーシッククラス(通常220円/15分)で1分遅れた場合、超過料金として「440円/15分」が適用されます。たった1分の遅れが、大きな追加料金につながる可能性があるため、返却時間は厳守しなくてはなりません。
渋滞などで遅れそうな場合は、必ず返却時間の1分前までに延長手続きを行いましょう。交通渋滞は予測が難しいため、JARTIC(日本道路交通情報センター)などで最新情報を確認しつつ、早め早めの対応が求められます。
延長したいが次の人がいる場合の対応

カーシェア利用時に最も焦るシチュエーションの一つが、「返却時間に遅れそうで延長手続きをしようとしたら、エラーになった」というケースです。
これは、その車の次に別の利用者の予約が入っていることを意味し、この場合、延長は一切できません。
システム上は延長ができないため、どうあっても元の予約時間までに返却するしかありません。これがカーシェアリングの厳格なルールです。
延長できずに遅刻した場合(最悪のケース)
次の予約が入っているために延長ができず、結果的に返却時間に遅れてしまった場合でも、ペナルティは免除されません。 このケースでも、通常料金の2倍の超過料金が発生します。
さらに、次の利用者に迷惑をかける行為(無断延長)は、タイムズカーの会員規約においてペナルティポイントの対象となり、繰り返すと会員資格の取り消し対象となる可能性もあります。
このような最悪の事態を避けるためにも、予約は常に「利用するかもしれない時間+30分~1時間」のように、余裕を持って設定することが何よりも重要です。
乗らない場合の自動キャンセル(予約終了)手順

「予約開始時間を過ぎたものの、急用で結局その車を利用しなかった(乗らなかった)」場合、予約はどうなるのでしょうか。
放置厳禁!予約は自動キャンセルされません
予約開始時間を過ぎても、予約は自動ではキャンセルされません。課金は予約開始時間から継続して発生しています。もし予約時間全て(例:6時間)を放置すれば、6時間分の料金が満額請求されます。
もし利用しないことが確定したら、必ずマイページ(Webサイト)から「取消」ボタンを押して、予約を終了させる必要があります。
注意:アプリでは操作不可
利用開始時間を過ぎた後の「取消」ボタンは、タイムズカーアプリでは表示されません。これは、課金が発生している重要な操作であるため、誤操作を防ぐ目的もあると推測されます。必ずWebサイトのマイページにログインして手続きを行う必要があります。
取消をおこなった場合の料金
利用開始時間を過ぎてから「取消」をおこなった場合、以下の料金が課金されます。
- 時間料金の場合: 予約開始日時から、取消が完了するまでの時間分の料金。
- パックの場合: すべての料金(予約したパック料金の満額)。
例えば、10時から時間料金で予約し、乗らないまま10時30分にWebサイトで取消した場合、30分間の時間料金が課金されます。乗らなくても料金が発生するため、不要になった予約は開始1分前までにキャンセルするのが鉄則です。
タイムズカーシェア開始時間に1分でも遅れる場合の総括
タイムズカーシェアで予約開始時間に遅れる場合のルールと注意点について、最後に要点をまとめます。
最も重要なのは、「開始時間の遅れには寛容だが、返却時間の遅れには厳格」という基本ルールを理解することです。
- タイムズカーシェアは予約開始時間に遅れても乗車できる
- 料金は予約開始時間から発生し、実際に解錠した時間からではない
- 遅刻しても返却予定時間は自動で延長されない
- 開始1分前までならペナルティなしで変更・キャンセルが可能
- 開始時間を過ぎると返却時間の延長しかできなくなる
- 開始時間より早く乗れるサービスタイム(5~10分前)がある
- 早く返した場合、時間料金なら利用した分だけの請求となる
- 早く返した場合、パック料金は予約した満額の請求となる
- ナイトパックもパック料金のルールに準じる
- 返却が1分でも遅れると通常料金の2倍の超過料金が発生する
- 次の予約者がいると延長はできず、その場合に遅れると超過料金となる
- 利用開始時間を過ぎて乗らない場合はWebでの「取消」操作が必要
- 取消操作をしないと課金が継続し、満額請求される
- 時間を過ぎて取消した場合、時間料金は取消までの時間、パックは満額が請求される
- 最も重要なのは、返却時間に遅れないよう常に余裕を持った時間で予約すること
これらのルールを理解し、マナーを守って利用することが、便利なカーシェアリングサービスを快適に使い続けるための鍵となります。
ライター紹介
車のサブスク調査隊
「所有」から「利用」へ。車のサブスクは維持費も税金も全部コミで、面倒知らずのドライブライフ。最新車種から選べる贅沢を、あなたに。







