- 2025年11月16日
オリックスカーシェアとタイムズどっちがお得?距離料金や学生プランで比較

こんにちは。車のサブスク調査隊、運営者の「K」です。
カーシェアリングを利用しようと思ったとき、多くの人が最初にぶつかる壁がオリックスカーシェアとタイムズカー、結局のところどっちがお得なのかという疑問ではないでしょうか。月額基本料や時間料金だけでなく、2025年の料金改定や距離料金の仕組み、さらには学生プランの条件など比較すべき要素が多すぎて混乱してしまいますよね。私自身も最初は料金体系の複雑さに頭を抱えた経験があります。この記事では、両社のサービスを徹底的に比較し、あなたのライフスタイルや利用シーンに合わせて最適な選択ができるよう、具体的な判断基準をわかりやすく解説していきます。
- 2025年12月の料金改定がもたらすコストへの影響
- 距離料金の有無で決まるショート利用の損益分岐点
- 学生プランや月額基本料における両社の決定的な違い
- ステーション数や車種クラスから見る利便性の比較
オリックスカーシェアとタイムズはどっちがお得か比較
まずは、多くのユーザーが最も気にしている「料金」と「利便性」の観点から、両社を真っ向勝負させてみましょう。特にこれからカーシェアを始める方にとって、表面的な価格だけでなく、実際に使ったときの総額がどうなるかは死活問題ですよね。国内のカーシェア市場は右肩上がりで成長を続けており、利用者は年々増加していますが、それに伴いサービス内容も複雑化しています。(出典:公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団『わが国のカーシェアリング車両台数と会員数の推移』)ここでは、2025年以降の市場環境も踏まえた最新の情報で比較していきます。
2025年の料金改定と距離料金の違い

このセクションは、今回の比較において最も重要かつ衝撃的な変更点について解説するため、少し長くなりますがしっかりとお付き合いください。皆さんの財布事情を大きく左右するポイントです。これまでカーシェア業界では「短時間の利用(主に6時間以内)ならガソリン代(距離料金)はかからない」というのが常識であり、最大のメリットでした。しかし、業界最大手のタイムズカーにおいて、この前提が崩れようとしています。
具体的には、タイムズカーは2025年12月1日の料金改定により、利用時間にかかわらず全プランで距離料金が発生する仕組みへと変更されます。これまでは6時間未満の利用なら距離料金は無料でしたが、改定後は予約開始直後から「走った分だけ課金」されることになります。これは、実質的な大幅値上げと捉えて間違いありません。
なぜこれが問題なのか、具体的なシミュレーションで見てみましょう。例えば、週末に往復100kmのアウトレットモールへ買い物に行き、滞在時間を含めて5時間利用したとします。
| 比較項目 | オリックスカーシェア (現在および継続) | タイムズカー (2025年12月以降) |
|---|---|---|
| 利用時間 | 5時間(6時間パック適用等) | 5時間 |
| 時間料金 | 約4,200円 | 約4,400円 |
| 距離料金 | 0円 (6時間以内無料) | 2,000円 (100km × 20円※想定) |
| 支払い総額 | 約4,200円 | 約6,400円 |
いかがでしょうか。全く同じ使い方をしているのに、オリックスカーシェアの方が2,000円以上も安くなる計算になります。割引率にして約30%以上の差です。これまでは「タイムズの方がステーションが多いから」という理由で選んでいた方も、1回あたり2,000円の差がつくと聞けば、話は別ではないでしょうか。
【重要】タイムズカー利用時の注意点(2025年12月以降) 仮に1時間の買い物利用であっても、往復で20km走れば距離料金(数百円程度)が時間料金に上乗せされます。「ちょっとそこまで」の感覚で使うと、請求額を見て驚くことになるかもしれません。
一方で、オリックスカーシェアは現時点で「6時間以内の予約・利用なら距離料金無料」というルールを維持しています。これは、コストパフォーマンスを重視するユーザーにとっては最後の砦とも言える仕様です。特に、ドライブが好きで「時間は短くても、遠くまで行きたい」というアクティブなユーザーにとっては、オリックス一択の状況が生まれています。
6時間パックやナイトパックの料金比較
次に、長時間利用や夜間の利用についても深掘りしていきましょう。パック料金の設定には、両社の戦略の違いが色濃く反映されており、知らずに使うと損をしてしまうポイントがいくつも存在します。
まず、日中の利用で最もポピュラーな「6時間パック」についてです。ここでの注目ポイントは、オリックスカーシェアが採用している「時期別料金」です。オリックスは、平日と休日で料金が異なる変動制を導入しています。具体的には、平日の利用料金が割安に設定されているケースが多く、平日休みの仕事をしている方や、平日にまとめて買い出しに行く主婦・主夫の方にとっては、非常に強力な味方となります。
例えば、スタンダードクラスの6時間パックの場合、平日は4,200円程度で利用できることがありますが、タイムズカーの場合は曜日に関わらず一律料金(プラス距離料金)となります。平日に利用頻度が高いユーザーであれば、年間トータルで見るとオリックスの方が数万円単位で節約できる可能性があります。
一方で、夜間にお得に借りられる「ナイトパック」については、事情が少し異なります。ナイトパックは、夕方から翌朝までの長時間をお得な定額で借りられるプランですが、ここではタイムズカーの基本料金の安さが光ります。
| 項目 | タイムズカー (ナイトパック) | オリックスカーシェア (ナイトパック) |
|---|---|---|
| 適用時間帯 | 18:00 〜 翌9:00 | 18:00 〜 翌9:00 |
| 基本料金(最安) | 2,640円〜 | 3,480円〜 (一般プラン等) |
| 距離料金 | 全走行分発生 | 全走行分発生 |
表の通り、基本料金だけで見るとタイムズカーの方が800円以上安く設定されています。注意しなければならないのは、「ナイトパックは両社ともに、利用開始直後から距離料金が発生する」という点です。つまり、オリックスの強みである「距離料金無料」は、ナイトパックには適用されません。
したがって、夜間の利用に関しては、単純に基本料金が安いタイムズカーに軍配が上がります。「終電を逃したから車で帰宅する」「夜のうちに移動して、車中泊をして翌朝釣りをする」といった使い方であれば、近くのタイムズを探すのが最も経済的です。ただし、これもタイムズの距離料金単価が改定で値上がりした場合は差が縮まるため、最新の単価チェックは欠かせません。
学生プランは期間が長いオリックス推奨

学生の皆さん、あるいは学生のお子さんを持つ親御さんにぜひ知っておいてほしいのが「学生プラン」の破壊力です。通常、カーシェアリングを利用するには月額基本料(880円程度)がかかりますが、学生プランを利用すればこれが無料になります。これ自体は両社共通のサービスなのですが、その「適用期間」に決定的な差が存在することをご存知でしょうか。
【ここが違う!学生プランの適用期間】
- タイムズカー:入会から4年間、月額基本料が無料。
- オリックスカーシェア:入会から5年間、月額基本料が無料。
たかが1年、されど1年。この「プラス1年」の差は、実際の学生生活において非常に大きな意味を持ちます。例えば、大学院への進学を考えている場合や、留学やインターンシップで休学し、卒業が1年遅れるケースを想像してみてください。タイムズカーの場合、4年経過した時点で自動的に通常会員(月額有料)に切り替わってしまいます。
一方、オリックスカーシェアなら5年間は固定費ゼロで会員権を維持できます。「とりあえず免許を取ったから登録しておこう」というライトなユーザーにとって、5年間放置していてもお金がかからないというのは最強のリスクヘッジです。実際に車に乗る頻度が少なくても、会員になっておけば「友達との急な旅行」や「引っ越しの手伝い」など、いざという時にスマホ一つで車を借りられる環境が手に入ります。
さらに、オリックスの学生プランは、学生証の提示だけで簡単に加入でき、一度加入してしまえば、途中で卒業しても5年間は無料期間が継続されるケースが一般的です(規約の改定には注意が必要ですが)。社会人になりたての金銭的に余裕がない時期まで「月額無料」の恩恵を受けられる可能性がある点を考慮すると、コストパフォーマンスの面ではオリックスカーシェアを選ぶのが賢い選択と言えるでしょう。
月額基本料と初期費用の違いを解説

続いて、毎月発生する固定費「月額基本料」と、入会時にかかる「初期費用」について詳しく解説します。個人プランにおける月額基本料は、両社ともに880円という設定で横並びの状態が続いています。また、この880円分が「無料利用分」として毎月の利用料金に充当できる点も共通しており、表面的には差がないように見えます。
しかし、オリックスカーシェアには、ユーザーの利用頻度に応じた柔軟なプラン設計が用意されています。具体的には、「個人Aプラン」と「個人Bプラン」という選択肢です。
- 個人Aプラン(基本料880円): 時間料金が標準的。月に1回以上乗る人向け。基本料は利用料に充当可能。
- 個人Bプラン(基本料無料): 時間料金が割高。数ヶ月に1回しか乗らない人向け。
タイムズカーには、このような「月額無料プラン(個人向け)」は恒常的には存在しません(過去に期間限定などはありましたが、基本は有料)。つまり、オリックスカーシェアなら、「今月は忙しくて一度も乗らなかった」という月でも、Bプランにしておけば出費をゼロに抑えることが可能なのです(プラン変更の手続きは必要ですが)。これは、利用頻度に波があるユーザーにとっては大きなメリットです。
また、初期費用(カード発行手数料など、通常1,650円程度)については、両社ともに頻繁に「入会金無料キャンペーン」や「月額基本料数ヶ月無料キャンペーン」を実施しています。正直なところ、定価で入会するのはもったいないです。公式サイトをチェックすれば、ほぼ毎月のように何らかのキャンペーンが行われているので、タイミングを見計らって入会するのが鉄則です。
知っておきたい豆知識 月額基本料の「無料利用分(880円分)」は、繰り越しができません。その月に使い切らないと消滅してしまうため、月末近くになって「まだ乗っていない!」と焦って近所のスーパーまで車を出す…なんていうのは、カーシェアユーザーあるあるですね。
ステーション数と場所の利便性を検証

いくら料金がお得でも、借りたいときに近くに車がないと意味がありませんよね。カーシェアリングの本質的な価値である「物理的な利便性」においては、タイムズカーが圧倒的な王者として君臨しています。
タイムズカーのステーション数は全国に約2万箇所以上。車両台数は数万台規模に達します。これはオリックスカーシェアの約10倍以上の規模感です。都市部であれば「歩けばタイムズに当たる」と言われるほど、コンビニ以上の密度で展開されています。この圧倒的な数の多さは、以下のような具体的なメリットを生み出します。
- 予約が取りやすい: 自宅の最寄りが埋まっていても、徒歩5分圏内に別のステーションがある可能性が高い。
- 旅先でも使える: 出張先や旅行先の駅前、空港周辺にも必ずと言っていいほど設置されているため、全国どこでも「いつもの使い勝手」で車に乗れる。
- 急な利用に対応: 「雨が降ってきたから迎えに行きたい」「荷物が増えたから車を使いたい」という突発的なニーズに対し、即座に応えられる。
対してオリックスカーシェアは、ステーション数ではタイムズに及びませんが、展開場所に独自の戦略を持っています。主要駅の近くや、大規模マンションの駐車場、あるいは特定のオフィスビルなどにピンポイントで設置されていることが多いのです。
ここで重要なのは、「全国の総数」ではなく「あなたの生活圏にあるか」です。もし、ご自宅のマンションの敷地内や、職場の目の前の駐車場にオリックスカーシェアがあるならば、あなたにとってはタイムズの2万箇所よりも、その1箇所のオリックスの方が価値があります。それはもはや「プライベートカーシェア」に近い感覚で利用できるからです。
まずは、両社の公式サイトやアプリで「ステーション検索」を行い、自宅周辺の地図を確認してみてください。タイムズが3箇所、オリックスが1箇所あるなら、選択肢の多いタイムズが無難です。しかし、オリックスが「ドア・ツー・ドア」の距離にあるなら、利便性と経済性(距離料金無料)の両取りができる最高の環境と言えるでしょう。
オリックスカーシェアとタイムズどっちがお得か最終結論
ここまで主要な比較ポイントを見てきましたが、ここからはさらに踏み込んで、「補償」「乗り捨て」「裏技的な使い方」を含めた総合的な判断を下していきます。これらを知っているだけで、年間数千円〜数万円の節約に繋がることもありますよ。
安心補償サービスとNOCの内容比較
万が一の事故の際、ノンオペレーションチャージ(NOC)や修理費の免除を受けるための補償制度。ここにもコストの違いが隠れています。
タイムズカーは「安心補償サービス」の加入料を値上げしており、1回の利用ごとに550円がかかります。短時間の利用を繰り返すスタイルの場合、毎回550円が加算されるのは地味に痛い出費です。
オリックスカーシェアも同様の補償制度がありますが、プランによっては月額基本料の中に補償を含んだ設計にできたりと、選択の幅があります。事故は起こしたくありませんが、もしもの時のコストも「利用ごとの加算」か「定額」かで、安心感と出費が変わってくる点は覚えておきましょう。
乗り捨て利用の可否と現状について
「借りた場所に返さなくていい」乗り捨て(ワンウェイ)利用については、現状では両社ともに基本的には不可と考えてください。日本のカーシェアは、元のステーションに返却する「ラウンドトリップ方式」が主流です。
ただし、タイムズカーには空港と都市部を結ぶ特定区間など、ごく一部で乗り捨て可能なサービスの実証実験や運用が行われている場合がありますが、予約のハードルは非常に高いです。日常的な利用で「行きはカーシェア、帰りは電車」といった使い方はできないので、この点は両社とも条件は同じですね。
楽天カーシェア経由で利用するメリット

ここで、私が最もおすすめしたい「第三の選択肢」をご紹介します。それが「楽天カーシェア」などのアグリゲーターサービスを経由してオリックスカーシェアを利用する方法です。
実は、楽天カーシェアに登録すると、オリックスカーシェアの車両を予約・利用できるのですが、なんと月額基本料が無料になります。
【最強の二刀流戦略】
- タイムズカー:月額880円を払ってメインで使用(近場の利便性確保)。
- 楽天カーシェア(オリックス):月額無料で登録だけしておき、遠出する時やタイムズが埋まっている時だけ使う。
この方法なら、オリックスの「6時間以内距離料金無料」というメリットを、固定費ゼロでキープできます。使わなければお金はかからないので、登録しておかない手はありません。
車種クラスの設定と快適性の違い
「どのクラスの車に乗れるか」も満足度に直結します。タイムズカーの素晴らしい点は、一番安い「ベーシッククラス」の中に、スズキの「ソリオ」のような広々とした車が含まれていることです。
オリックスカーシェアのスタンダードクラスもヤリスやフィットなどが充実していますが、タイムズのソリオは「コンパクトカーの料金でミニバンのような広さ」を享受できるため、お子様連れのファミリー層には絶大な人気があります。家族4人で荷物を積んで出かけるなら、タイムズのベーシッククラスのコスパは非常に高いと言えます。
オリックスカーシェアとタイムズどっちがお得かまとめ
結局のところ、どちらがお得なのか? 2025年の市場環境を踏まえた私の結論は以下の通りです。
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- タイムズカーがおすすめな人 ・とにかく自宅の近くにステーションが欲しい人 ・15分〜1時間程度の超短時間利用が多い人 ・深夜の利用(ナイトパック)がメインの人 ・家族で広めの車(ソリオ等)を安く借りたい人
- オリックスカーシェアがおすすめな人 ・3時間〜6時間で、50km以上の中距離ドライブをする人(距離料金無料の恩恵大) ・自宅や職場のすぐ近くにステーションがある人 ・学生の方(5年間月額無料は最強) ・平日の利用が多い人
特に2025年12月以降は、「近場のチョイ乗りはタイムズ」「距離を走るドライブはオリックス」という使い分けが、最も賢い(お得な)カーシェアライフの正解になるでしょう。ぜひ、ご自身のライフスタイルに合わせて、賢く選択してくださいね。
※本記事の情報は執筆時点のものです。最新の料金やキャンペーン情報は必ず各社公式サイトをご確認ください。
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