郷ノ浦のレンタカー・カーシェアはSURFCLUB!釣り特化の実力

こんにちは。車のサブスク調査隊、運営者の「K」です。

壱岐島への旅行や釣り遠征を計画する際、現地での移動手段に頭を悩ませていませんか。特に郷ノ浦港に到着するフェリーやジェットフォイルの時間帯によっては、現地のレンタカー店が営業時間外だったり、そもそも釣り具の積載や汚れを気にして借りるのをためらったりすることもあるかもしれません。せっかくの離島への旅ですから、時間の制約を受けずに自由気ままに楽しみたいものです。そんな壱岐島での移動に関する悩みを解決してくれるのが、24時間いつでもスマホ一つで利用できる新しいモビリティサービスです。

記事のポイント
  1. 釣りやサーフィンに特化した車両の使い勝手と独自のメリット
  2. 24時間無人対応の仕組みと郷ノ浦港からの具体的なアクセス方法
  3. 従来のレンタカーと比較した際の料金シミュレーションとコスパ
  4. 利用前に知っておくべき事故時の補償制度や注意点
目次

郷ノ浦のレンタカーやカーシェアならSURFCLUBの特徴

壱岐島の中心地である郷ノ浦エリアにおいて、従来のレンタカーとは一線を画すサービスとして注目を集めているのが「SURFCLUB」です。ここでは、なぜこのサービスが釣り人やサーファーといったアクティブな旅行者から支持されているのか、その具体的な特徴と機能性について深掘りしていきます。

釣りにおすすめのデッキバンと臭い対策

釣り人がクーラーボックスや濡れた釣り具をダイハツ・ハイゼットデッキバンのオープン荷台に積み込んでいる様子。荷台とキャビンが分離している構造を示す。

壱岐島は「玄界灘の宝石箱」とも呼ばれ、年間を通じて多くの釣り人が訪れる聖地です。しかし、レンタカーを借りて釣りをする際、アングラーを常に悩ませるのが「車内の汚れ」と「臭い」の問題ではないでしょうか。特に、夏場の車内にこもる撒き餌(オキアミ)の独特な発酵臭や、海水で濡れたクーラーボックスから滴り落ちる水滴は、一般的なコンパクトカーのファブリックシートやカーペットに付着すると、簡単には取れない深刻なダメージを与えてしまいます。レンタカー会社によっては、こうした汚れに対して高額なクリーニング費用(NOCとは別に数万円単位)を請求するケースもあり、釣り人にとっては心理的な負担となっていました。

SURFCLUBが導入している「ダイハツ ハイゼットデッキバン」は、まさにこうした釣り人の切実な悩みを根本から解決するために設計された車両です。この車の最大の特徴は、4人乗りのキャビン(居住空間)と、完全に独立したオープンな荷台(ベッド)が一体化している点にあります。軽トラックの積載性とバンの居住性を兼ね備えたこの構造により、以下のような劇的なメリットが生まれます。

臭いと汚れの完全分離

デッキバンの荷台部分は鉄板むき出し(または樹脂カバー)のオープンデッキとなっているため、ここには「臭いの元」となるものを遠慮なく積み込むことができます。例えば、半解凍のオキアミブロック、海水を含んだロープやフェンダー、そして釣果が詰まったクーラーボックスなどです。これらをキャビンから完全に隔離された荷台に積載することで、移動中の車内は常にクリーンで快適な状態を保つことができます。エアコンの効いた涼しい車内で、魚臭さを感じることなく次のポイントへ移動できる快適さは、一度体験すると他の車には戻れないほどです。

丸洗い可能なタフネス仕様

魚の汚れを気にせず、ハイゼットデッキバンの荷台部分をホースで水洗いして清掃している様子。タフネス仕様をアピール。

万が一、荷台で餌をこぼしてしまったり、魚の血が付着してしまったりしても、デッキバンの荷台なら水で洗い流すだけで清掃が完了します。SURFCLUBのステーションや提携先には洗車スペースがある場合もあり(※要確認)、返却前にサッと水を流すだけで原状回復が可能です。気を使いながらビニールシートを敷いて養生する必要がないため、準備と片付けの時間を大幅に短縮でき、その分だけ実釣時間を長く確保できるのも大きな魅力です。

【必見】ペット同乗の唯一の解 通常、レンタカー業界ではペットの同乗を厳しく制限していますが、SURFCLUBでは「デッキバンの荷台にケージを固定する場合」に限り、ペットの輸送を許可しています。愛犬と一緒に離島のアウトドアを楽しみたいと考えている方にとって、これは他のレンタカー会社にはない決定的な差別化ポイントと言えるでしょう。

実際に私も利用してみましたが、ロッドホルダーこそ装備されていなかったものの(※車両による)、後部座席を倒せば長尺のロッドケースも中積みが可能でした。何より、濡れたウェーダーやライフジャケットをそのまま荷台に放り込んで移動できる「気楽さ」は、ランガン(ポイント移動を繰り返すスタイル)が基本の壱岐島の釣りにおいて、最強の武器になると確信しました。

芦辺港への乗り捨て利用と移動プラン

壱岐島の芦辺港付近のフェリーターミナルと海辺の風景。乗り捨てサービスを利用した効率的な島内移動を連想させる。

壱岐島へのアクセスには、大きく分けて「博多港(福岡)」からのルートと「唐津東港(佐賀)」からのルートが存在し、島側の玄関口も「郷ノ浦港」「芦辺港」「印通寺港」の3つに分かれています。観光客や釣り人の多くは、便数が多い博多〜郷ノ浦航路を利用しますが、天候やスケジュールの都合で「行きは郷ノ浦港に着くが、帰りは芦辺港からフェリーに乗りたい」というケースも頻繁に発生します。特に、芦辺エリアには「少弐公園」や「左京鼻」といった絶景スポットや有名釣り場が点在しているため、島内を効率よく周遊するためには、入港地と出港地を変えるプランが合理的です。

一般的な地場のレンタカー会社でも乗り捨て(ワンウェイ)に対応しているところはありますが、「事前の電話調整が必須」であったり、「乗り捨て料が高額」であったりと、使い勝手が悪いことも少なくありません。SURFCLUBでは、この乗り捨てニーズに対して明確なルールと料金設定を設け、柔軟な旅のプランニングをサポートしています。

乗り捨てサービスの具体的な活用法

例えば、初日の朝にジェットフォイルで郷ノ浦港に到着し、すぐにSURFCLUBの郷ノ浦Stationで車両をピックアップします。その後、島の西側から北上し、勝本エリアでウニ丼のランチを楽しみ、午後は芦辺エリアで釣りや観光を満喫。そして最終日の夕方、芦辺港の近くにある芦辺Stationに車両を返却し、そのまま芦辺港発のフェリーで博多へ戻る、といったルートが可能です。これにより、わざわざ郷ノ浦まで車を返しに戻る往復約30〜40分のロスタイムとガソリン代を削減できます。

項目詳細条件
利用条件予約期間が6時間以上であること(GWや夏休み等のハイシーズンは24時間以上) 利用開始の前日までに、電話またはメールでの事前申告が必須
追加料金24時間未満のパック利用時:+2,200円(税込) 24時間以上のパック利用時:+1,500円(税込)
返却場所芦辺港フェリーターミナルから徒歩圏内の指定駐車場(または芦辺Station)。予約時に送られてくる案内メールやマップを必ず確認してください。

コストパフォーマンスの検証

「乗り捨て料金2,200円は高いのでは?」と感じる方もいるかもしれませんが、壱岐島のタクシー料金は迎車料金を含めると比較的高額になりがちです。郷ノ浦から芦辺までタクシー移動すると、優に3,000円〜4,000円を超えてしまいます。また、路線バスは本数が限られており、重い荷物を持っての移動は現実的ではありません。そう考えると、自分のペースでギリギリまで観光や釣りを楽しめる乗り捨てオプションは、時間的価値も含めて非常にコストパフォーマンスが高いと言えます。

24時間Web予約対応で電話不要

深夜の郷ノ浦港またはカーシェアステーションで、スマートフォンを車の鍵として使用し、車を解錠している日本人旅行者。24時間無人対応の利便性を示す。

旅行の準備段階において、レンタカーの予約プロセスは意外とストレスが溜まるものです。特に離島のレンタカー店は、個人経営や少人数運営のところが多く、「電話をかけても出ない」「Webサイトの空車状況がリアルタイムではない」「予約完了まで何度もメールを往復する必要がある」といったアナログな対応が一般的です。また、店舗の営業時間が8:00〜18:00頃に限られているため、早朝便で到着しても開店まで待たされたり、最終便で帰る場合は早めに返却しなければならなかったりと、行動計画に制約が生まれてしまいます。

SURFCLUBは、こうした従来のレンタカー業界の常識を覆す「完全非対面・24時間デジタル完結」のシステムを採用しており、スマホ世代のユーザーにとって極めて快適なUX(ユーザー体験)を提供しています。

予約から利用開始までの完全デジタルフロー

利用者は、公式サイトから会員登録を行い、運転免許証の画像をアップロードし、クレジットカード情報を登録するだけで準備が整います。車両の空き状況はリアルタイムでカレンダーに反映されており、「今すぐ借りたい」と思ったその瞬間に予約を確定させることができます。面倒な電話確認や、店舗カウンターでの書類記入、重要事項説明のビデオ視聴といった時間は一切不要です。

そして最大の特徴が、「スマホが鍵になる」というスマートロックシステムです。利用開始時刻になると、スマホのマイページ上に「利用開始」ボタンが表示されます。車の前でそのボタンをタップすると、クラウド経由で信号が送られ、数秒で「ガチャッ」とドアロックが解除されます。物理的なエンジンキー(鍵)は、助手席前のグローブボックス内にある専用キーボックス(ダイヤル式など)に収納されており、それを「貸出」方向に回すことで取り出すことができます。

早朝・深夜利用の圧倒的アドバンテージ

このシステムが真価を発揮するのは、やはり早朝や深夜の利用シーンです。

  • 釣り人の朝マズメ: 日の出前の最も魚が釣れる時間帯(マズメ時)にポイントへ入るためには、午前4時や5時に移動を開始する必要があります。SURFCLUBなら、前夜から借りておくか、早朝4時から予約を入れておくことで、誰にも気兼ねなく出発できます。
  • 深夜到着のフェリー: 博多港を深夜に出発するフェリー(23:45発など)を利用した場合、郷ノ浦港への到着は深夜2時過ぎになります。この時間帯に営業しているレンタカー店は皆無ですが、SURFCLUBなら到着後すぐに車に乗り込み、ホテルへ移動したり、そのまま仮眠を取りつつ朝を待ったりすることが可能です。

「時間を買う」という観点において、この24時間無人対応システムは、壱岐島での滞在時間を最大化するための最強のツールと言えるでしょう。

格安他社と料金やサービス内容を比較

郷ノ浦エリアは壱岐島の商業的中心地であり、大手レンタカーチェーンから、ガソリンスタンド併設店、そして中古車を活用した格安レンタカー店まで、多数のプレイヤーがひしめき合っています。ユーザーとしては「結局どこが一番安くて便利なのか?」が気になるところです。表面的な「24時間〇〇円」という価格だけで判断すると、後で思わぬ出費や不便を強いられることもあります。ここでは、SURFCLUBと競合他社を多角的な視点で比較し、その実力を浮き彫りにします。

比較項目SURFCLUB(次世代型)格安系レンタカー(ニコニコ等)地場系レンタカー(送迎重視)
24時間利用◎ 完全対応 深夜早朝も追加料金なしで自由自在× 不可 営業時間(例:8-20時)外は貸出不可△ 要相談 事前の電話交渉で対応可能な場合あり
貸出・返却港から徒歩で即出発 スマホ操作のみで完了店舗へ移動が必要 手続きに15〜30分程度要する送迎車で営業所へ 混雑時は送迎待ちの時間が発生
車両特性アウトドア特化 汚れに強いバン、デッキバン等が中心街乗り中古車 釣り専用車もあるが台数は限定的ワゴン・バス等 多人数乗車のラインナップが豊富
料金構造時間料金+距離料金 (ガソリン代・免責補償込み)時間料金のみ (ガソリン満タン返し・免責別)時間料金のみ (ガソリン満タン返し・免責別)
免責補償標準付帯(0円) 表示価格に含まれている有料オプション 1日1,100円〜1,650円が別途必要有料オプション 1日1,100円〜2,200円が別途必要

「見えないコスト」を含めたトータル判断

表を見ると分かる通り、基本料金の「見た目の安さ」では格安系レンタカーに分がある場合があります。例えば「6時間2,525円〜」といった広告を見ると魅力的に映りますが、そこには「免責補償料(+1,100円)」や「ガソリン代(実費)」が含まれていません。また、店舗への移動時間や手続きの時間(往復で約1時間程度のロス)を「時間のコスト」として換算すると、実はそれほど安くないケースも多々あります。

SURFCLUBの場合、表示価格は一見すると他社より高く見えるかもしれませんが、「ガソリン代不要(距離料金で精算)」「免責補償込み」「待ち時間ゼロ」という付加価値を含めると、実質的なコストパフォーマンスは非常に高いと言えます。特に、釣りやサーフィンなどの道具が多く、汚れを気にするアクティビティ目的であれば、専用車両を使えるメリットは金額以上の価値をもたらします。一方で、「とにかく安く、普通の観光で舗装路しか走らない」というライトユーザーであれば、格安レンタカーを選択するのも一つの正解です。

壱岐観光の足として便利な無人貸出

ここでは、実際にSURFCLUBを壱岐観光の足として利用する際の、具体的な無人貸出フローと、その利便性についてシミュレーションしてみましょう。「無人」と聞くと、「何かトラブルがあったらどうしよう」「スマホの操作が難しくないか」と不安に感じる方もいるかもしれませんが、システムは非常に直感的でシンプルに設計されています。

ステップ1:港到着から車両へのアクセス

郷ノ浦港のフェリーターミナルに到着し、下船したらまずはスマホを取り出します。SURFCLUBの郷ノ浦Stationは、ターミナルビルを出て左手(または案内メールの指示通り)に進み、徒歩2〜5分程度の場所にあります。大きな看板やノボリが出ているわけではない場合もありますが、予約完了メールに添付されたGoogleマップのリンクや、車両の写真(ナンバープレート情報含む)を頼りにすれば迷うことはありません。送迎車を待つ行列を横目に、自分のペースで歩いていけるのは精神的にも楽です。

ステップ2:スマホ解錠と出発準備

対象の車両の前に着いたら、車体のキズチェックを行います(これは従来のレンタカーと同じく重要です)。問題なければ、スマホのマイページにログインし、「利用開始」ボタンをタップ。通信環境にもよりますが、数秒でロックが解除されます。ドアを開け、助手席前のグローブボックスを開けると、そこにはキーボックス(ダイヤル錠など)があります。事前にメールで知らされた暗証番号を合わせて物理キーを取り出せば、あとはエンジンをかけるだけです。

ステップ3:返却時のスマートな流れ

観光を終えて返却する際も、ガソリンスタンドに寄る必要はありません(※距離料金制の場合)。指定のステーション枠内に車を停め、ゴミを全て持ち帰り、ライトの消し忘れがないかを確認します。キーを元のキーボックスに戻し、最後にスマホで「利用終了(返却)」ボタンをタップして施錠すれば完了です。決済は登録クレジットカードで自動的に行われるため、レジでの精算もありません。

この一連の流れは、まるで「自分の車を港に置いておいた」かのようなスムーズさです。有人店舗のような「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」という人的サービスはありませんが、その分、煩わしさが一切ないドライで効率的な体験は、旅慣れた現代のトラベラーにとって非常に心地よいものです。ただし、無人である以上、車内に忘れ物をした場合は取りに戻るのが大変(再度解錠手続きが必要など)ですので、降車時の確認だけは念入りに行うことをおすすめします。

郷ノ浦でレンタカーやカーシェアよりSURFCLUBを選ぶ

ここまでSURFCLUBの特徴を見てきましたが、利用を検討する上で避けて通れないのが「料金の仕組み」と「リスク管理」です。独自のシステムを採用しているため、従来のレンタカーと同じ感覚でいると思わぬ勘違いをしてしまうこともあります。ここでは、賢く利用するための重要ポイントを解説します。

距離料金とガソリン代込みの仕組み

SURFCLUBを利用する上で最も理解しておかなければならないのが、そのユニークな料金体系です。一般的にレンタカーといえば「時間料金+ガソリン満タン返し」が常識ですが、SURFCLUBではカーシェアリングに近い「時間料金+距離料金」というハイブリッドな方式を採用しています(※2025年7月以降の改定モデルに基づく)。

計算式:利用総額 = 時間料金 + (走行距離km × 18円)

この「距離料金 1kmあたり18円」という設定には、利用者にとって大きなメリットと、注意すべき分岐点が存在します。最大のメリットは、前述の通り「ガソリン代が含まれている」という点です。壱岐島は離島であるため、燃料の輸送コストがかかり、本土と比較してガソリン価格がリッターあたり10円〜20円ほど高く設定されていることが一般的です(レギュラー180円台後半になることも)。SURFCLUBの車両には給油専用カード(ENEOSカード等)が搭載されており、万が一利用中に給油が必要になった場合でも、そのカードを使えば支払いは運営会社持ちとなります。つまり、ユーザーの財布からガソリン代が出ることはありません。

損益分岐点はどこにある?

では、このシステムが得になるのはどのようなケースでしょうか。一般的なコンパクトカーの実燃費を15km/L、ガソリン価格を180円/Lと仮定すると、1km走るのにかかるガソリン代は約12円です。これに対し、距離料金は18円ですので、単純計算では「自分で給油した方が6円安い」ことになります。しかし、ここには「給油所へ行く手間」や「給油所が閉まっているリスク」は考慮されていません。

賢い使い分けのポイント

  • 短距離・チョイ乗り(お得): 港からホテルへの移動、近くのサーフポイントへの往復、スーパーへの買い出しなど、走行距離が短い場合は、ガソリンスタンドを探して給油する手間が省けるメリットが圧倒的に勝ります。
  • 長距離・島内一周(要検討): 1日で100km以上(島を2〜3周するレベル)走り回るようなヘビーユースの場合、距離料金だけで1,800円以上加算されます。この場合、燃費の良いハイブリッドカーなどを借りて自分で給油した方が、総額では安くなる可能性があります。

事故時の保険適用とNOCの注意点

レンタカーやカーシェアを利用する際、楽しさの裏で常に意識しておかなければならないのが「事故」のリスクです。見知らぬ土地、慣れない車、そして壱岐島特有の狭い道路事情など、事故の要因は至る所に潜んでいます。SURFCLUBのサービスには、対人・対物・人身傷害・車両補償といった基本的な保険が含まれており、さらに通常はオプション扱いとなる「免責補償(CDW)」も標準付帯しています。つまり、万が一事故を起こしても、保険でカバーされる範囲内であれば、対物免責額(5万円)や車両免責額(5〜10万円)を支払う必要はありません。

しかし、ここで安心してはいけません。免責が0円であっても、絶対に支払いが発生するものがあります。それが「ノンオペレーションチャージ(NOC)」です。

NOC(営業補償)とは何か?

NOCとは、事故や汚損、故障などにより車両が修理や清掃を必要とし、その間営業ができなくなったことに対する「営業補償金」のことです。これは保険の適用外であり、利用者が実費で支払う必要があります。一般的な相場は以下の通りです。

  • 自走して予定の返却場所に車両を戻せる場合:20,000円
  • 自走できず、レッカー移動等が必要になった場合:50,000円

【警告】絶対にやってはいけない「当て逃げ・黙認」

無人サービス特有の落とし穴として、「バレないだろう」という心理から、軽微な擦り傷やへこみを報告せずに返却してしまうケースがあります。しかし、これは絶対にNGです。SURFCLUBの約款では、警察および運営会社への事故報告を怠った場合、保険・補償の適用が一切受けられなくなるだけでなく、違約金や修理費用の全額実費請求という非常に重いペナルティが課されます。

事故時の鉄則アクション どんなに小さな接触や、自損事故(ガードレールに擦った等)であっても、その場ですぐに以下の2点を行ってください。 1. 警察への連絡(110番): 事故証明書がないと保険がおりません。 2. 運営会社への連絡: 状況を伝え、指示を仰いでください。 正直に申告し手続きを行えば、支払いはNOC(2万円または5万円)だけで済みます。隠そうとすることが最大のリスクです。

この点については、国民生活センターも注意喚起を行っています。レンタカー利用時のトラブルを避けるためにも、事前にリスクを正しく理解しておくことが重要です。 (出典:独立行政法人国民生活センター『レンタカー、カーシェアのトラブルに注意』

クーポン情報の有無と賢い利用方法

「少しでも安く借りたい」と考えるのは消費者心理として当然ですが、現時点でSURFCLUBが公式サイト上で恒常的に配布している割引クーポンコードやプロモーションコードは確認されていません。大手予約サイト(じゃらんレンタカーや楽天トラベル)経由での予約であれば、サイト独自のポイントやクーポンが使える場合がありますが、SURFCLUBは独自の予約システムを採用しているため、基本的には公式サイトからの直予約となります。

しかし、クーポンがないからといって損をするわけではありません。SURFCLUBには「ベストレート方式」という非常に良心的な価格システムが組み込まれています。

ベストレート方式のメリット

これは、利用した時間に応じて、自動的に最も安いパック料金が適用される仕組みです。例えば、当初は「3時間」の予定で予約していたものの、釣りが楽しくて延長し、結果的に「6時間」利用したとします。通常のレンタカーであれば、3時間料金+高額な延長料金を請求されるところですが、SURFCLUBでは自動的に「6時間パック」の料金に切り替わって精算されます(※予約状況により延長不可の場合を除く)。

つまり、ユーザーは細かい時間計算に縛られることなく、「だいたいこれくらい」で予約しておけば、あとはシステムが勝手に最適化してくれるわけです。また、Instagramの公式アカウントなどでは、不定期に季節限定のキャンペーンや、新規ステーション開設記念の割引情報が発信される可能性がありますので、予約前に一度SNSをチェックしてみるのが「賢い利用方法」と言えるでしょう。

郷ノ浦港からステーションへのアクセス

壱岐島・郷ノ浦港のフェリーターミナルから徒歩すぐの場所にあるSURFCLUBカーシェアステーションの専用駐車スペース。高いアクセス性を示す。

SURFCLUB郷ノ浦Stationは、「壱岐市郷ノ浦町郷ノ浦239」付近に位置しています。ここは郷ノ浦港フェリーターミナルから非常に近く、アクセス性に優れていますが、初めて訪れる方のために周辺情報を整理しておきます。

徒歩ルートのイメージ

フェリーまたはジェットフォイルを下船し、ターミナルビルを出ます。海を背にして左手方向(街の中心部方面)へ道なりに進みます。大きな橋(郷ノ浦大橋)が見える方向ですが、橋を渡る手前や、ターミナル駐車場の近隣にステーションが配置されているケースが多いです。徒歩で約2分〜5分程度。重い荷物がある場合でも、キャリーカートがあれば苦にならない距離です。

周辺の利便施設(買い出し・給油)

車を借りた直後、あるいは返す直前に立ち寄れる便利なスポットが周囲に集まっています。

  • コンビニエンスストア:
    • 「ローソン 壱岐郷ノ浦店」:24時間営業。釣り前の深夜の食料調達や、ホットコーヒーの購入に最適。車で数分。
    • 「ファミリーマート 壱岐郷ノ浦東店」:こちらも近隣にあり、品揃えも豊富です。
  • スーパーマーケット:
    • 「エレナ FC壱岐郷ノ浦店」:地元の食材やBBQ用の肉、飲み物を安く調達したいならここ。9:00〜22:00営業。
  • ガソリンスタンド:
    • 「川添石油 郷ノ浦SS」:7:00〜21:00営業。もし給油が必要になった場合や、洗車を依頼したい場合に便利です。

郷ノ浦のレンタカーやカーシェアはSURFCLUBが推奨

ここまで、壱岐島・郷ノ浦エリアにおける新しいモビリティサービス「SURFCLUB」について、その特徴から料金システム、リスク管理までを徹底的に解説してきました。結論として、「レンタカー カーシェア surfclub 郷ノ浦」というキーワードで検索し、この記事にたどり着いたあなたには、自信を持ってSURFCLUBの利用をおすすめします。

その理由は、単に「車を借りる」という行為を超えて、「壱岐島での体験の質を高める」ための要素が詰まっているからです。

  • 自由な時間: 24時間無人対応により、フェリーの時間を気にせず、朝マズメや夕マズメをフルに活用できます。
  • ストレスフリーな環境: デッキバンの導入により、釣りや海遊び特有の「汚れ・臭い」への不安から解放されます。
  • 明朗なコスト: 免責補償込み、ガソリン代込み(距離料金)という設計は、結果的に追加費用の心配を減らします。

もちろん、大人数での移動や、とにかく最安値を追求する旅であれば他の選択肢もあります。しかし、もしあなたが「限られた島での時間を、1分1秒も無駄にしたくない」「釣果や波乗りにとことんこだわりたい」と考えているのなら、SURFCLUBは最高のパートナーとなるはずです。次回の壱岐旅では、ぜひスマホ一つで走り出せるこの次世代モビリティを活用して、島の自然を思う存分満喫してください。



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