- 2025年5月8日
タイムズカーシェアの退会と再入会を解説!注意点まとめ

タイムズカーシェアの利用をやめる際の退会手続きや、再び利用を始める場合の再入会について、具体的な方法や注意点をお探しではありませんか?多くの方が、「解約の手続きは複雑で面倒ではないか」「たった一回だけの利用ですぐに退会することはできるのか」といった疑問をお持ちです。また、気になる料金体系や、退会したはずなのに後から請求が来るケース、さらには一度手続きをすると退会取り消しができないのかといった不安を感じることもあるでしょう。加えて、再入会を考えた際には、お得な再入会キャンペーンの有無や、すぐに利用を再開できる「すぐ乗り」の方法など、知りたい情報は多岐にわたります。この記事では、これらの疑問や不安を一つひとつ丁寧に解消し、あなたが安心してタイムズカーシェアの退会・再入会手続きを進められるよう、網羅的に情報をまとめて解説します。
- タイムズカーシェアの退会と解約手順
- 退会後の料金請求や注意点
- 再入会の流れとキャンペーンの適用
- 一度だけの利用ですぐに退会する方法
タイムズカーシェアの退会と再入会の手続き
- 解約手続きはマイページから行う
- 解約時の料金と月額費用の扱い
- 退会したのに請求が来る場合の理由
- 一度申請すると退会取り消しは不可
- 一回だけの利用で当月解約も可能
解約手続きはマイページから行う
タイムズカーシェアの解約(退会)手続きは、非常に簡単で、すべてWeb上のマイページから完結します。電話での引き止めや、面倒な書類の郵送といった手間は一切かからないため、ご自身のタイミングで気軽に手続きを進めることが可能です。
具体的な手順は、以下の3ステップのみです。
- タイムズカーの公式サイトにアクセスし、ご自身のIDとパスワードでマイページにログインします。
- ログイン後、メニューの中から「ご登録情報の確認」を選択して進みます。
- 登録情報が表示されたページの最下部に「退会申込」というボタンがありますので、そちらをクリックして手続きを開始します。
退会申込画面では、退会理由などの簡単なアンケートに答えるだけで手続きは完了します。このように、思い立ってから数分程度の簡単な操作で解約申請が完了する手軽さは、利用者にとって大きなメリットと言えるでしょう。
【重要】プランごとの手続きの違いに注意
個人プランや学生プランの場合は上記の手順で問題ありませんが、家族プランや法人プランで契約している場合は、手続き方法が一部異なるため特に注意が必要です。これらのケースでは、会員専用のフリーダイヤルに直接連絡して、オペレーターの指示に従って手続きを進める必要がありますので、あらかじめご留意ください。
解約時の料金と月額費用の扱い

タイムズカーシェアの料金体系は、利用者にとって非常に分かりやすく、無駄が生じにくいように設計されています。特に、月額基本料金880円(税込)は、毎月の利用料金に充当される仕組みになっており、月に880円以上サービスを利用すれば、月額料金は実質的に無料となるのが大きな特徴です。
解約を検討する際に知っておくべき料金関連のポイントを詳しく見ていきましょう。
月額基本料金の日割りは不可
月の途中で解約手続きを行った場合でも、残念ながら月額基本料金は日割り計算されません。
違約金や最低利用期間の縛りなし
多くのサブスクリプションサービスで見られるような「最低利用期間」や「解約違約金」は、タイムズカーシェアには一切設定されていません。そのため、例えば入会してすぐにライフスタイルが変わり、車を使う機会がなくなった場合でも、追加の費用を心配することなく、いつでも好きなタイミングで解約できます。
月額料金が充当される仕組みとは?
月額基本料金880円は、利用料金に充当されるため無駄がありません。利用料金から月額料金が引かれるのではなく、利用料金が月額料金を上回っていれば、その利用料金だけが請求されるという、利用者にとって非常に有利な仕組みになっています。
このような料金体系は、国内のカーシェアリング市場の拡大と共に進化してきました。消費者庁の調査によると、カーシェアリングの車両台数や会員数は年々増加傾向にあり、それに伴い、各社がより利用しやすく競争力のある料金プランを提供しています。
退会したのに請求が来る場合の理由
「退会手続きを完了したはずなのに、翌月や翌々月にクレジットカードの請求明細にタイムズカーからの請求が記載されていた」という経験をすると、驚くかもしれません。しかし、これはシステムの不具合や二重請求ではなく、利用料金の締め日とクレジットカード会社の請求サイクルの関係で発生する正常な処理です。
主な理由として、クレジットカード決済の仕組みが挙げられます。タイムズカーで利用した料金データが、即座にクレジットカード会社に連携されるわけではなく、締め日を経てからカード会社に送られます。その後、カード会社の請求処理を経て利用者に請求されるため、ここに時間的なズレ(タイムラグ)が生じるのです。
特に、退会月の利用金額によって請求タイミングが変わるため、注意が必要です。
退会月の利用金額 | 請求タイミングの目安 | 具体的な説明 |
---|---|---|
880円以下の場合 | 退会月の翌月 | 月額基本料金の範囲内での利用、または全く利用がなかった場合の請求です。この場合、比較的早期に請求が確定します。 |
880円を超える場合 | クレジットカード会社によって異なる | 利用料金が月額料金を超えた場合、請求処理のサイクルは各クレジットカード会社の規定に準じます。そのため、退会月の翌々月になることも珍しくありません。 |
請求内容に疑問がある場合の対処法
もし請求内容に不明な点や疑問がある場合は、まずは慌てずにタイムズカーのマイページにログインし、過去の利用履歴を確認してみましょう。それでも解決しない場合は、タイムズカーの会員専用サポートセンターに問い合わせることをお勧めします。未払いの料金が万が一残っていると、将来的な再入会時の審査に影響する可能性もゼロではないため、クリアにしておくと安心です。
一度申請すると退会取り消しは不可

タイムズカーシェアの退会手続きを進める上で、最も重要な注意点の一つが、一度完了した退会申込は、いかなる理由があっても原則として取り消すことができないというルールです。
マイページから「退会申込」ボタンを押し、最終確認画面で内容を確定させた時点で、その月の末日での退会がシステム上ロックされます。手続き後に「やはり考え直して利用を続けたくなった」「友人と出かける予定が急に入った」といった事情が生まれても、その申請をキャンセルすることはできません。
「少し迷っているけれど、とりあえず申請だけしておこう」といった軽い気持ちで手続きを進めるのは絶対に避けるべきです。退会申請は、月末まで会員権利が継続することを念頭に置き、ご自身の利用状況を冷静に見極め、本当に利用を終了するかどうかをしっかり検討してから最終決定するようにしましょう。
もし退会後に再びサービスを利用したくなった場合は、後述する「再入会」の手続きを、完全な新規会員として改めて行う必要があります。再入会は可能ですが、カード発行手数料が再度発生する場合があるなど、継続利用に比べてデメリットも存在するため、退会の決断は慎重に行うことが賢明です。
一回だけの利用で当月解約も可能

「普段は車を使わないけれど、今度の週末だけ友人の引っ越しを手伝うために車が必要」といった単発のニーズに対しても、タイムズカーシェアは非常に柔軟かつ経済的に対応できます。結論から言うと、サービスに入会して一回だけ利用し、その同じ月のうちに解約手続きを行うという、まるでレンタカーのような使い方が公式に可能です。
例えば、月の初めに入会手続きを済ませ、週末に一度だけ車を利用したとします。そして、その利用直後にマイページから退会申込を行うと、退会日はその月の末日として処理されます。この場合、月額基本料金880円は実際に発生した利用料金に充当されるため、あなたが支払うのは純粋に車を使った分の料金のみとなります。
レンタカー代わりの短期利用シミュレーション
例えば、コンパクトカー(ヤリスクラス)を6時間利用した場合の料金は4,290円です。
この方法は、店舗まで出向く必要がある一般的なレンタカーと比較して、Webで全ての手続きが完了し、近所のステーションから24時間いつでも出発できる手軽さがあります。料金面でも、短時間の利用であればレンタカーより安価に済むケースも多いため、たまにしか車を使わない方にとっては、非常に合理的でスマートな選択肢と言えるでしょう。
タイムズカーシェア退会後の再入会ガイド
- 再入会は新規申込と同じ手順
- すぐ乗りしたい場合の入会方法
- 再入会キャンペーンは適用される?
- 休会制度はなく退会手続きが必要
- 再入会時の審査と注意点について
- タイムズカーシェア退会と再入会の要点
再入会は新規申込と同じ手順
タイムズカーシェアを一度退会した後に、ライフスタイルの変化などで再び利用したくなった場合、手続きは非常にシンプルです。ただし、「再入会」という特別な窓口があるわけではなく、初めて利用する人と全く同じ「新規入会」の手順で再度申し込みを行うことになります。
つまり、以前利用していた際の会員IDやパスワード、利用履歴といったデータが引き継がれることはありません。完全に新しい会員として登録するため、運転免許証の画像アップロードや顔写真の撮影といった、初回入会時と同じ手続きが改めて必要となります。
また、以前使っていた物理的な会員カードは、退会によってカーシェア機能が停止しているため、再入会時に再び利用することはできません。新しい会員カードを発行するか、スマートフォンアプリを鍵代わりにするカードレスでの利用を開始するかを選択することになります。
再度のカード発行手数料に注意
再入会の際に、物理的な会員カードの発行を希望する入会方法(例:インターネット入会や無人入会機での手続き)を選択すると、カード発行手数料として1,650円(税込)が新たに発生しますのでご注意ください。
なお、退会から再入会までの期間に特別な制限(クーリングオフ期間など)は設けられておらず、退会が正式に成立した翌日からすぐに再申込が可能です。
すぐ乗りしたい場合の入会方法

「急な出張が決まった」「天気が悪いので、今日の買い物は車で行きたい」といった、予測不能なニーズに即座に応えてくれるのが、「スグ乗り入会」という画期的な入会方法です。
「スグ乗り入会」の主な特徴は以下の通りです。
- 24時間365日、いつでもWebで手続きが完結
- カード発行なし(カードレス)を選べば発行手数料0円
- 専用スマホアプリが会員カードの代わりとなり、車の解錠・施錠が可能
かつては、入会申込後に物理的な会員カードが郵送で届くのを1週間ほど待つ必要がありましたが、テクノロジーの進化により、現在ではスマートフォンが鍵の代わりを果たすようになりました。
急いでいる時ほど、利用開始前の準備が大切です。特に、車の解錠・施錠に使う公式アプリの「生体認証」設定は、利用前に必ずオンにしておくことをお勧めします。いざ車の前でパスワード入力を求められて慌てることがないよう、事前に設定を済ませておけば、非常にスムーズに利用を開始できますよ。
最新の入会手続きの詳細や必要書類については、タイムズカー公式サイトの入会案内ページでご確認いただけます。
再入会キャンペーンは適用される?
タイムズカーシェアでは、新規入会者を対象として「月額基本料金が数ヶ月間無料」といった魅力的なキャンペーンを定期的に実施していますが、一度サービスを退会した再入会者がこれらのキャンペーンの対象になるかどうかは、一概には言えません。
一般的に、これらのキャンペーンは初めてサービスを利用する新規顧客を獲得することを目的としているため、一度退会した履歴がある方は適用対象外となるケースがほとんどです。公式サイトのキャンペーン詳細ページにも、「初めてご入会される方限定」といった注意書きが記載されていることがよくあります。
キャンペーン適用の可能性と確認方法
ただし、キャンペーンの内容や実施されるタイミングによっては、再入会者も対象となる可能性が完全にゼロというわけではありません。過去には、退会から一定期間(例えば半年や1年以上)が経過しているユーザーを対象とした、カムバックキャンペーンのようなものが実施された例もあるようです。そのため、再入会を検討する際には、まず公式サイトのキャンペーンページを熟読し、ご自身が適用対象に含まれるかどうかを正確に確認することが非常に重要です。不明な点があれば、申込前にサポートセンターに問い合わせてみるのも良いでしょう。
たとえ月額料金無料のキャンペーンが適用されなかったとしても、前述の通り「スグ乗り入会」でカードレスを選択すれば、カード発行手数料1,650円は確実に節約できます。初期費用を少しでも抑えて再開したい場合は、この方法での再入会が現時点では最も賢い選択と言えるでしょう。
休会制度はなく退会手続きが必要
「海外への長期出張や留学」「免許の更新忘れや病気での長期入院」など、数ヶ月から一年といった単位で車を運転できない期間が発生することがあります。このような場合、「休会」や「一時停止」といった制度があれば、月額料金を支払わずに会員資格を維持できて便利だと感じるかもしれません。しかし、現在のタイムズカーシェアのサービスには、残念ながら休会制度(公式用語では休眠制度)は設けられていません。
そのため、長期間にわたってサービスを利用しないことが確定している場合は、月額基本料金(880円)を支払い続けるのではなく、一度きっぱりと「退会」手続きを行うのが最も合理的かつ経済的な選択となります。前述の通り、タイムズカーシェアは解約に伴う違約金などが一切なく、いつでもペナルティなしで退会できます。そして、再び車が必要になった際には、スムーズに再入会できる柔軟なシステムが整っています。
柔軟な「退会→再入会」サイクル
例えば、夏の間だけ集中的に利用し、冬の間は全く乗らないといったライフスタイルの場合、冬の期間だけ退会し、春になったらまた再入会するというサイクルを繰り返しても、特にペナルティや利用上の不利益はありません。この「必要な時だけ会員になる」という使い方ができる柔軟性こそが、多くのユーザーにタイムズカーシェアが支持されている大きな理由の一つなのです。
再入会時の審査と注意点について
再入会は形式上、新規申込と同じ扱いですが、誰でも無条件にサービスを再開できるわけではありません。申込時には必ず審査が行われ、過去の利用状況や登録内容によっては、再入会の申し込みが承認されない可能性があります。
審査において特に厳しくチェックされるのは、過去の利用における料金の未払いや、サービスの利用規約に違反する行為です。
再入会が極めて困難になるケース
- 料金の未払い・滞納: 過去に利用料金や無断延長によるペナルティ料金などの未払いがある場合、それらを完全に清算するまで再入会はできません。
- 重大な規約違反による強制退会: 以下のような重大な規約違反によって過去に強制退会処分を受けた場合、サービスの信頼を著しく損なう行為と見なされ、再入会は極めて困難、あるいは永久に不可能となることがあります。
- 頻繁な無断延長
- 事故の未報告(当て逃げ等)
- 登録者以外の運転(又貸し)
- 車内での喫煙(電子タバコ含む)やペットの同乗など、規約で禁止されている行為
- 危険運転や法令違反
申込時の情報不備にも注意
過去の利用に問題がなくても、申込時の情報不備で審査が滞ることがあります。特に、入力した氏名や住所と、提出する運転免許証の記載内容が一致しない(例:旧姓のまま、住所変更手続きが未了)といったケースが散見されます。申込前には必ず運転免許証の内容を最新の状態に更新しておきましょう。
もちろん、これまで規約を守って健全な利用を続けてきた方であれば、再入会の審査で問題になることはほとんどありません。安心して再度申し込み手続きを進めてください。
タイムズカーシェア退会と再入会の要点
- 退会手続きはWebのマイページから数分で簡単に完結する
- 一度申請した退会申込は原則として取り消しができない
- 退会日は申込手続きを行った月の末日として扱われる
- 月額基本料金は日割り計算されず満額請求となる
- 解約に伴う違約金や最低利用期間の縛りは一切ない
- 一回だけの利用を目的としてその月のうちに退会することも可能
- サービスを一時的に止める休会制度はないため長期不在時は退会が推奨される
- 再入会は特別な手続きではなく新規入会と同じ手順で行う
- 退会が成立した翌日からすぐに再入会を申し込むことができる
- 以前利用していた会員カードは失効するため再利用はできない
- 「スグ乗り入会」ならWeb申込から最短15分で利用開始できる
- カードレスでの再入会を選べばカード発行手数料1,650円は無料になる
- 再入会の場合、新規入会者向けのキャンペーンは適用外となることが多い
- 過去に料金未払いや重大な規約違反があると再入会審査に通らない場合がある
- 家族プランや法人プランの退会はマイページからできず電話連絡が必要なケースがある
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