タイムズカーシェア駐車場の悩み解決！探し方からトラブル対処法

タイムズカーシェアの駐車場についてお悩みではありませんか？ 近くの駐車場の検索方法が知りたい、あるいはパーキングでの割引や無料の条件があるのか気になる方も多いでしょう。また、駐車場が狭い、出る時に出れない、返却時に空いてない（埋まってる）といったトラブルや、万が一、駐車場で事故（ぶつけた）場合の対応も不安ですよね。さらに、駐車場予約の方法や、ステーションまで自転車や自分の車で行けるのかも知りたい点です。この記事では、タイムズカーシェアの駐車場に関するあらゆる疑問を徹底解説します。

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タイムズカーシェアの駐車場の種類と探し方

近くの駐車場の検索方法

タイムズカーシェア（タイムズカー）のステーションや、目的地周辺の時間貸し駐車場を探す際は、公式の「タイムズカーアプリ」やWebサイトの利用が最も確実です。

「タイムズカーアプリ」は、スマートフォンから地図上で直感的に操作でき、リアルタイムでの車両の空き状況やステーション（駐車場）の位置を即座に確認できます。カーシェアの予約から駐車場の検索まで、一貫して行えるのが最大の強みです。

また、PCなどで広範囲を調べたい場合は、Webサイトの「Parking Information（駐車場検索）」が便利です。このサイトでは、全国のタイムズパーキング（時間貸し駐車場）を検索できます。特筆すべきは絞り込み機能で、「会員優待あり」や「ポイントアップあり」といった条件で検索すれば、タイムズクラブ会員としてお得に利用できる駐車場をピンポイントで見つけ出すことが可能です。

さらに、タイムズカーを利用中であれば、車載カーナビに搭載されている「最寄タイムズパーキング検索」機能が非常に役立ちます。この機能を使えば、運転中でも現在地から最も近いタイムズの駐車場を検索でき、空き状況も表示されるため、土地勘のない場所でも駐車場探しに時間を費やす心配がありません。

豆知識：ステーションとタイムズパーキング

タイムズカーシェアの用語には注意が必要です。「ステーション」とは、カーシェア車両が配備されている専用駐車スペースを指します。一方、「タイムズパーキング」は、一般的な時間貸し駐車場のことです。アプリやサイトでは、この二つが区別されて表示されています。

予約できる駐車場（タイムズのB）

「タイムズのB」は、タイムズカーシェアとは別のサービスで、利用したい駐車場を事前にWebから予約できる画期的なシステムです。これにより、「現地に着いたはいいものの、駐車場がどこも満車で入れない」という最悪の事態を回避できます。

特にイベント会場の周辺や観光シーズン、都心部など、駐車場の混雑が予想される場所へのお出かけには絶大な効果を発揮します。

利用にはタイムズクラブ（入会金・年会費無料）への入会が必要ですが、それ以上に多くのメリットがあります。

タイムズのBの主なメリット

• サービス料が無料：他の駐車場シェアリングサービスでは「駐車料金＋サービス料」がかかることが多い中、タイムズのBは駐車料金のみで利用でき、コストパフォーマンスに優れています。
• 事前予約とキャンセル料：最大13日前から予約が可能です。また、予定が変わった場合でも、利用日の前日までならキャンセル料が無料なので安心です。
• 1日定額・出し入れ自由：1日単位の予約料金のため、利用当日は何度でも車の出し入れが可能です（一部駐車場を除く）。観光地で複数のスポットを回る際などに非常に便利です。
• Web完結のキャッシュレス決済：予約時にWebで決済が完了するため、現地で小銭を用意したり、精算機に並んだりする必要が一切ありません。

タイムズのBは、一般的なコインパーキングとは異なり、個人宅の空きスペースや店舗の駐車場、月極駐車場の空き区画などを「駐車場を貸したい方」が登録し、それを「借りたい方」がWebでつなぐ仕組みです。このため、場合によっては周辺の駐車場相場よりも安価な料金で提供されていることもあります。

注意点：タイムズのBとタイムズパーキングの違い

繰り返しになりますが、タイムズのB（予約制）とタイムズパーキング（時間貸し）は全く異なるサービスです。タイムズのBで、時間貸しのタイムズパーキングの車室を予約することはできませんので、混同しないよう注意してください。

タイムズパーキングの割引とポイント

タイムズカーシェアの会員は、自動的に「タイムズクラブ会員」の資格も有しています。このため、全国のタイムズパーキング（時間貸し駐車場）を利用する際に、割引やポイント付与の特典を享受できます。

ポイントを貯める方法は複数あり、精算時にひと手間かけるだけで着実に貯まっていきます。

ポイントを貯める主な方法

• 駐車料金の精算前にタイムズクラブカード（実物のカード）を精算機に挿入する。
• タイムズクラブアプリのデジタル会員証を精算機にかざす（一部の対応駐車場のみ）。
• タイムズクラブアプリのスマホ決済機能「Times PAY」で支払う（会員証の提示不要で自動的にポイント付与）。

原則として100円の利用につき1タイムズポイントが貯まります。「Times PAY」を利用すれば、精算機でのカード挿入の手間が省けるうえ、1ポイントから駐車料金に利用できるため非常にスピーディーでお得です。

貯まったタイムズポイントは、主に1ポイント＝1円として駐車料金の支払いに使える「タイムズチケット」に交換できます。

また、駐車場によっては「会員優待料金」が設定されており、一般料金よりも安く利用できます。この優待を受けるには、前述の「Parking Information」で「会員優待あり」にチェックを入れて検索するのが効率的です。

会員優待料金の注意点

会員優待料金の適用には、実物の「タイムズクラブカード」の挿入が必要な駐車場が依然として多く存在します。デジタル会員証をかざしただけでは優待料金が適用されない場合があるため、優待を確実に受けるためにはカード本体を携行することをおすすめします。

タイムズクラブのポイントサービスについて、詳しくはタイムズクラブ公式サイトで確認してみてください。貯め方・使い方の詳細が分かりますよ。

駐車料金が無料になる条件とは？

「タイムズカーシェア」と「タイムズパーキング」は、どちらも「タイムズ」という名前がついているため、「タイムズカーシェアの利用中は、タイムズパーキングの駐車料金も無料になるのでは？」と誤解されることがありますが、原則として無料にはなりません。

タイムズカーシェアの利用料金（基本料金や時間料金、距離料金）と、移動先で利用する時間貸し駐車場の料金は、全くの別物として扱われ、それぞれ個別に精算が必要です。

ただし、完全に無料にする方法がないわけではありません。前述の通り、タイムズカーの利用やタイムズパーキングの利用でタイムズポイントを貯めることができます。この貯まったポイントを「タイムズチケット（駐車サービス券）」に交換し、それをタイムズパーキングの精算時に使用することで、実質的な費用負担を無料にする（＝ポイントで支払う）ことは可能です。

キャンペーンの活用

常時開催ではありませんが、過去には「タイムズカー」と「タイムズパーキング」の両方を期間中に一定額以上利用すると、抽選でカーシェアeチケット（電子優待券）が当たるといったキャンペーンが実施されていたことがあります。タイムズクラブの会員ページやアプリで、お得なキャンペーン情報が告知されていないか定期的にチェックするのも良いでしょう。

タイムズカーシェア駐車場の利用とトラブル対処

ステーションへの自転車の乗り入れ

自宅からカーシェアのステーションまで自転車で行き、利用中はその場に停めておきたい、と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、これはタイムズカーのルールとマナーで明確に禁止されています。

ステーションには専用の駐輪スペースは用意されていません。カーシェア車両の駐車スペースやその周辺に自転車を放置すると、他の利用者の迷惑になるだけでなく、駐車場の管理者や近隣住民とのトラブルの原因にもなります。ステーションへは徒歩や公共交通機関を利用して向かうようにしてください。

自分の車でステーションに行くのは可能か

自転車と同様に、自分の車（自家用車）でステーションに行き、カーシェア車両と入れ替える形で停めておくことも固く禁止されています。「パークアンドライド」のような使い方はできません。

タイムズカーが駐車されているスペースは、あくまでタイムズカー専用の車室です。たとえカーシェア車両が出庫して一時的に空いていたとしても、そのスペースは次に車両が返却される場所です。

そこに自家用車を停めると、不正駐車とみなされ、会員資格の取り消しやペナルティ料金請求の対象となる可能性があります。絶対にこのような利用方法は行わないでください。

ステーションは「車を借りる場所・返す場所」であり、「自分の車を停めておく場所」ではない、と明確に区別することが重要です。

駐車場が狭い場合の注意点

タイムズカーシェアのステーションは、既存の月極駐車場やコインパーキングの敷地内を間借りしているケースが多いため、場所によっては駐車スペースが非常に狭いことがあります。

特に土地代の高い都心部では、「隣の車とピタピタでドアが開かない」「切り返しが何度も必要」といった、運転技術が求められるステーションも少なくありません。

駐車が苦手な方や、ペーパードライバーの方がこうしたステーションを利用すると、出庫や入庫の際に車体を擦ってしまうリスクが高まります。不安な場合は、以下の対策を検討しましょう。

狭い駐車場への対策

• 事前の確認: 利用したいステーションが決まったら、事前にGoogleマップのストリートビューなどで、駐車場の形状や前面道路の広さを確認しておきましょう。利用者の口コミやブログで使用感が書かれている場合もあります。
• 駐車レッスンの受講: タイムズは「タイムズレッスン」という、駐車を中心にしたマンツーマンの無料運転レッスンを各地で開催しています。1回約20分と手軽で、元教習指導員が教習車で丁寧に教えてくれるため、駐車スキルを短時間で向上させたい方に非常におすすめです。（詳細はタイムズレッスン公式サイトをご確認ください）
• 駐車時の配慮: 自分が利用した後、次の人が利用しやすいよう、できるだけ駐車枠の中央にまっすぐ停めることを心がけましょう。前の利用者の停め方が雑だと、次の人が出庫できなくなるケースもあります。

駐車場から出る時の出方

狭い駐車場から出庫する際は、「内輪差」を強く意識することが最も重要です。内輪差とは、車が曲がる際に後輪が前輪よりも内側を通る軌道の差のことで、これを意識しないと後輪側のボディやバンパーを障害物にぶつけてしまいます。

特に「前向き駐車」の状態から左折で出る場合、左後方のタイヤが角や隣の車、ポールなどに接触しやすくなります。

前向き出庫（左折）のポイント

1. まず、クルマの前方や周囲の安全を確認します。
2. 左側の駐車スペース先端ライン（または駐車車両の先端）と、運転席に座る自分の肩が一直線に並ぶまで、ハンドルはまっすぐのまま徐行で前に進みます。
3. 肩がラインと並んだら停止し、ハンドルを左いっぱいに回します。
4. 助手席側サイドミラーで左後方（①）が接触しないか、同時に目視で右前方（②）が対向車や壁に接触しないか、両方を慎重に確認しながら、クリープ現象かと思うほどのゆっくりとした速度で進みます。
5. もし「あっ、擦りそう！」と感じたら、絶対に無理をせず、その場で停止してください。ハンドルをそのまま（または少し戻し）、「R（リバース）」にシフトしてゆっくりバックし、切り返すためのスペースを作ってから、再度前進します。

また、ステーションが「ゲート式」の場合、出入り口ゲートで「駐車パスカード（定期券）」を使用します。このカードは通常、運転席上部のバイザーケース内にあります。出庫時はこのパスカードをゲートの機械に挿入して出ます。

ゲート式ステーションでの最重要注意点

ゲート式ステーションでは、入庫時に絶対に駐車券を取らないでください。駐車券を取って入庫してしまうと、パスカードでの出庫ができなくなり、次の利用者が車を出せなくなる重大なトラブルにつながります。万が一、誤って駐車券を取ってしまった場合、コンタクトセンターへの連絡と緊急対応が必要となり、ペナルティ料金（緊急出動費など）を請求される場合があります。

駐車場から出れない時の対処法

駐車場から出庫できないというトラブルは、非常に焦りますが、パターンごとに対処法があります。いずれの場合も、まずは落ち着いてコンタクトセンターに連絡することが最優先です。

ケース1：ゲートが開かない（パスカードエラー）

駐車パスカードを精算機に挿入しても「エラー」と表示される、バーが開かない、といった機械的なトラブルの場合、すぐに24時間対応の会員専用フリーダイヤル（0120-24-5037）に電話してください。

オペレーターが状況を確認し、多くの場合、①遠隔操作でバーを制御して開けてくれる、または②精算機で特定の番号を入力するよう指示があり、それによってバーを制御する、といった方法で対処してくれます。

このトラブル対応によって予約時間を超過してしまった場合、その経過時間分の利用料金は割引処理（課金対象外）をしてもらえるので、その点もオペレーターに確認し、安心してください。

ケース2：他の車が邪魔で出せない（物理的障害）

前の利用者の駐車マナーが悪く、隣の車に異常に寄せられていて、どう頑張ってもドアが開かない、または車を出せない、という非常に困ったケースもあります。

この場合も、まずはサポートセンターに連絡します。しかし、邪魔になっている車（それが他のカーシェア車両であっても）をすぐに動かすことは物理的に不可能です。オペレーターと相談の上、状況によっては、そのステーションの別の車（空きがあれば）への予約変更や、近隣の別ステーションの利用などを提案されることもあります。

返却時に駐車場が空いてない（埋まってる）場合

タイムズカーシェアの利用を終え、出発した元のステーションに戻ってきた際、自分が停めるべき専用スペースに見知らぬ一般車両や、他のカーシェア車両（オリックスカーシェアなど）が間違って停まっている（＝不正駐車）というトラブルも、残念ながら時折発生しています。

この時、非常に焦りますが、絶対に自分で判断して他の場所（空いている月極スペース、オリックスカーシェアの車室、路上など）に停めてはいけません。これをやってしまうと、あなたがルール違反（乗り捨て）とみなされ、ペナルティの対象となってしまいます。

必ず以下の手順を厳守してください。

返却場所が不正駐車されていた場合の対処法

1. まず、安全な場所に車を一時停止させ、タイムズカー会員専用フリーダイヤルへ電話します。
2. オペレーターに「返却ステーションに戻ったが、不正駐車により停められない」旨と、どのような車が停まっているか（例：「黒い一般車」「オリックスカーシェアの車」など）を正確に伝えます。
3. オペレーターが状況を把握し、代替の駐車場所（多くの場合、近隣のタイムズパーキング）を指示してくれます。
4. 指示された駐車場へ車を移動させ、駐車券を取って入庫し、駐車します。
5. 駐車が完了したら、再度オペレーターに電話し、駐車した「駐車場名」と「車室番号（駐車位置番号）」を正確に報告します。
6. オペレーターがその情報に基づき、遠隔で車両を施錠し、返却処理を完了させてくれます。

この正規の手順を踏めば、課金時間は「最初にコンタクトセンターへ連絡した時点」として扱われるため、代替駐車場を探している間の料金が余計にかかることはありません。落ち着いて対応しましょう。

駐車場内で事故（ぶつけた）時の対応

万が一、駐車場内でポールや壁に車体を擦ってしまった、あるいは出庫・入庫時に他の駐車車両にぶつけてしまった場合（物損事故）、絶対にその場を離れず、冷静に対応してください。

たとえ自分しか見ていない、ほんの小さな傷や凹みであっても、事故として報告する義務があります。この報告を怠る（いわゆる「当て逃げ」）と、最も重大な規約違反となります。

事故発生時は、必ず以下の2カ所に連絡してください。

1. 警察（110番）： 物損事故であっても、必ず警察に届け出て「事故証明」を取得する手続きを行います。これは保険・補償を適用するために不可欠です。
2. タイムズカー事故受付（0120-24-5037）： 警察への連絡後、速やかにタイムズの事故受付（24時間対応）にも連絡し、状況を報告します。

この2つの連絡を怠ると、タイムズカーの保険・補償制度が一切適用されなくなり、車両の修理費用（数十万円〜数百万円になることも）が全額自己負担となるほか、会員資格も即時取り消しとなります。

事故発生時の費用（NOC）とペナルティ

警察とタイムズへ適切に連絡した場合でも、ペナルティとしてNOC（ノンオペレーションチャージ）の支払い義務が発生します。これは車両が修理などで稼働できない期間の営業補償の一部です。

• 自走可能な場合（擦り傷など）： 2万円
• 自走不能な場合（走行不可）： 5万円

ただし、利用予約時に「安心補償サービス」（1利用550円（税込））に加入していれば、このNOCの支払いが免除されます。あるブログでは、550円を節約したために2万円のNOCを支払うことになった事例も紹介されています。万が一のリスクを考えれば、加入しておくのが賢明です。

さらに、NOCが発生すると、タイムズカープログラムのカーシェアポイント（cp）が-100cpされるというペナルティもあります。

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タイムズカーシェア駐車場の総まとめ

タイムズカーシェアの駐車場利用に関する要点を、最後にリストで確認しましょう。ルールを守り、トラブル対処法を知っておくことで、安心してカーシェアを利用できます。

• 駐車場探しは公式アプリやWebが基本
• 利用中の駐車場検索はカーナビ機能が便利
• 「タイムズのB」はWebで事前予約できる別サービス
• タイムズのBは前日までキャンセル無料
• タイムズクラブ会員はタイムズパーキングで割引やポイントが貯まる
• ポイントは100円で1ポイント貯まる
• 貯めたポイントは駐車料金に使えるタイムズチケットに交換可能
• カーシェア利用中もタイムズパーキングの駐車料金は無料にならない
• ステーションへの自転車の乗り入れは禁止
• ステーションへの自家用車（自分の車）の駐車も禁止
• 都心部など駐車場が狭いステーションもある
• 狭い場所からの出庫は内輪差に細心の注意を払う
• ゲートが開かない時はコンタクトセンター（0120-24-5037）へ連絡
• 返却時に駐車場が空いてない（埋まってる）場合も必ずセンターへ連絡
• 不正駐車時は指示された近隣の駐車場へ停める
• 駐車場内で事故（ぶつけた）場合は必ず警察とタイムズの両方に連絡
• 事故連絡を怠ると保険・補償が適用外になる
• 事故時はNOC（2万円または5万円）が発生する
• 安心補償サービス（550円）加入でNOCは免除される

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