ニコニコレンタカー予約の電話変更とキャンセル!手数料や連絡先

こんにちは。車のサブスク調査隊、運営者の「K」です。

急な仕事の予定変更や家族の体調不良などでニコニコレンタカーの予約や電話での変更あるいはキャンセルに関する手続きが必要になり焦っていませんか。実は私も以前アプリを見ても変更ボタンがどこにも見当たらずキャンセル料がいくらかかるのか不安になってあちこち検索した経験があります。特に電話が繋がらない時やWebからの手続き期限が過ぎてしまった場合は焦りばかりが募ってどうすれば良いのか悩みますよね。この記事ではそんな時に役立つ具体的な対処法や連絡先そして気になる手数料の仕組みについて徹底的にリサーチした結果をシェアします。

記事のポイント
  1. アプリやWebからは「変更」ができず電話必須である理由
  2. キャンセル料が発生しない「7日前」の境界線と再予約のコツ
  3. 実は良心的なキャンセル料の上限4,300円という救済措置
  4. 電話が繋がらない時に優先すべき店舗への直接連絡方法
パソコンの画面に「予約変更」のボタンがなく、大きな壁に阻まれているユーザーのイラスト。Webで変更できない現状を表現。

ニコニコレンタカーの予約変更や電話キャンセル手順を解説

まずは、誰もが一度はつまづく「予約変更の壁」について解説していきましょう。多くのレンタカー会社ではアプリ上で簡単に日程変更ができることが多いですが、ニコニコレンタカーのシステムは少し特殊な仕様になっています。「Webで変更ボタンがない!」と画面の前でフリーズしてしまう前に、まずはこの独自の仕組みと背景をしっかりと理解しておくと、無駄な時間を過ごさずに済みますよ。

アプリやWebから予約変更できない理由と対処法

結論から申し上げますと、ニコニコレンタカーではWebサイトや公式アプリ(ニコパス)からの「予約内容の変更」は一切できません。

「えっ、今のデジタル時代にそんなことがあるの?」と驚かれる方も多いと思います。実際、私も最初はアプリのマイページを隅から隅まで探しました。しかし、そこにあるのは「予約詳細」の確認画面と「キャンセル」のボタンだけで、「予約変更」という文字はどこを探しても見当たらないのです。

この仕様には、ニコニコレンタカーが徹底的なコスト削減を行っている背景が関係していると考えられます。システムをシンプルに保ち、各店舗(その多くはガソリンスタンドです)での在庫管理を独立させることで、私たちが享受している「格安料金」を実現しているのです。

機能の簡略化や各店舗の独立性が、コスト削減と格安料金につながっていることを説明する図解。

そのため、日時や車種、オプションなどの予約内容を変更したい場合は、必ず「予約受付センター」か「予約した店舗」へ電話連絡をして、オペレーターに手動で調整してもらう必要があります。

ここがポイント:システムの裏側 Webサイトには「キャンセル申込」の機能は存在しますが、「変更申込」の機能はありません。これはシステム上、「変更」という処理が「既存データの修正」ではなく、一度キャンセルして取り直すような「オペレーターによる手動調整」として定義されていることを示唆しています。

さらに、電話が繋がって変更を依頼する際にも注意すべき重要なルールがあります。それは、「予約の変更は2回まで」という制限です。

もし3回以上の変更が必要になった場合、オペレーターはシステム上の制約から変更を受け付けることができず、「一度現在の予約をキャンセルして、新規で予約を取り直してください」と案内することになります。ここで恐ろしいのがキャンセル料の存在です。もし3回目の変更(=キャンセル&新規予約)が必要になったタイミングが、すでに出発の6日前を切っていた場合、形式上は「キャンセル」となるため、キャンセル料が発生するリスクが出てくるのです。

変更回数のリスク管理 「とりあえず予約しておいて、後で微調整しよう」という考えは、ニコレンではリスクが高いです。2回という変更回数の上限を使い切ってしまうと、あとはキャンセル料のかかる「取り直し」しか道がなくなります。変更連絡は、計画が完全に固まってから行うのが鉄則です。

また、出発店舗を変更したい場合や、クレジットカードで事前決済している場合の契約者変更についても、システム上は「変更」として扱われません。これらは「別契約」とみなされるため、既存の予約をキャンセルして、希望の内容で新規予約を行う必要があります。この場合も当然、キャンセル料発生期間に入っていれば手数料がかかってしまいますので、予約時の入力には細心の注意が必要です。

7日前までのWebキャンセルと再予約の手順

出発の7日前までは手数料無料でWeb手続き可能な「天国」、6日前からは電話必須でキャンセル料が発生する「地獄」と対比させたイラスト。

Webやアプリで直接的な「変更」ができない以上、私たちが自分自身の手でスケジュールを調整するために取れる最も賢い戦略は、「現在の予約をWebでキャンセルし、新しく予約を取り直す」という方法(セルフ変更)です。

ただし、この「セルフ変更」を行うには、絶対に守らなければならない重要な条件があります。それは、「出発日の7日前まで」であることです。

ニコニコレンタカーのキャンセルポリシーにおいて、「7日前」というのは非常に重要な境界線です。この期間内であれば、キャンセル料は一切かかりません(無料)。さらに、電話をする必要もなく、24時間いつでもWebサイトやアプリ上だけで手続きを完結させることができます。「来週の予定がちょっと怪しいな…」という段階であれば、7日前までにとりあえずWebでキャンセルしておき、予定が確定してから再予約するというのが、最も安全なリスク回避策となります。

再予約を成功させるためのコツ Webキャンセル自体は数クリックで終わる簡単な作業ですが、注意点もあります。特に繁忙期や週末などは、あなたがキャンセルした瞬間に、その車両の在庫が他のユーザーに取られてしまう可能性がゼロではありません。 不安な場合は、先に希望の日時で「新規予約」を確保してから、古い予約をキャンセルするという順番をおすすめします。これなら「車がなくなってしまった!」という最悪の事態を防げます。ただし、予約日時が重複しているとエラーになる場合や、店舗から確認の電話が来ることがあるので、操作は速やかに行いましょう。

具体的な手順としては、以下のようになります。

  1. ニコニコレンタカーの公式サイトまたはアプリにログインする。
  2. 「予約確認」メニューから、対象の予約詳細を開く。
  3. 画面下部にある「キャンセル」ボタンを押す。
  4. キャンセル完了メールが届いたことを確認する。
  5. 新しい希望日時で、再度予約を入れる。
新規予約を確保してから古い予約をキャンセルすることで、手数料無料で実質的な変更を行う手順を示したフローチャート。

このフローを使えば、電話でオペレーターに繋がるのを待つストレスもなく、自分のペースで予約内容を変更(実質的な取り直し)が可能です。しかし、これが通用するのはあくまで「7日前」まで。このデッドラインを1日でも過ぎてしまうと、状況は一変します。

いつから発生?キャンセル料と手数料の仕組み

ここからは、ユーザーの金銭的な負担に直結する最も重要なセクションです。「キャンセル料はいつから発生するのか?」という疑問に対する答えは、ズバリ「出発日の6日前」からです。

7日前という無償のボーダーラインを越えて「6日前」に入った瞬間から、私たちには二重のハードルが課されます。一つは当然「キャンセル料の発生」。そしてもう一つは、Webからのキャンセル操作ができなくなり、手続きが「電話のみ」に限定されるというシステム上の制約です。

この期間に入ると、アプリ上のキャンセルボタンは消滅(または非活性化)し、画面には「予約受付センターまたは店舗へお電話ください」というメッセージが表示されるようになります。これは、直前のキャンセルが店舗の車両手配や配車計画に直接影響を与えるため、人間による確認を必須としているからだと推測されます。

では、具体的にどれくらいのキャンセル料がかかるのでしょうか。期間ごとの詳細な料率を以下の表にまとめました。

6日前から当日までのキャンセル料率(20%〜50%)と、手続きが電話のみになることを示した表。
キャンセル時期キャンセル料率受付方法
出発日の7日前まで無料(0%)Web / アプリ / 電話
出発日の6日~3日前基本料金の20%電話のみ
出発日の2日前~前日基本料金の30%電話のみ
出発日当日基本料金の50%電話のみ
出発時間後(無連絡)基本料金の50%電話のみ

このように、出発日が近づくにつれて、20% → 30% → 50% と階段状にペナルティが重くなっていきます。特に「当日キャンセル」の50%という数字を見ると、ぎょっとする方も多いかもしれません。

このような段階的なキャンセル料設定は、レンタカー業界では一般的な慣習となっています。公的な消費者相談窓口などの情報を見ても、多くのレンタカー会社で類似の規定が設けられていることが確認できます。

(出典:国民生活センター『消費者トラブルFAQ』

しかし、ここで諦めてはいけません。「50%も取られるなら、もうキャンセルするのも怖い…」と落ち込む前に、次で紹介するニコニコレンタカー独自の「上限額(キャップ)」の話を必ず確認してください。実はここが、他社と比較しても非常に良心的なポイントなのです。

上限4300円?免責補償料は返金対象か解説

ニコニコレンタカーのキャンセルポリシーの中で、ユーザーにとって最大の救いであり、かつ見落とされがちなのが「キャンセル料の上限設定」です。

実は、どれだけ長期間の予約で高額になっていたとしても、キャンセル料の上限は一律4,300円(マイクロバスは別規定あり)に設定されています。

これがどれほど強力な救済措置か、具体的な数字でシミュレーションしてみましょう。例えば、家族旅行のためにミニバンを3日間予約し、基本料金が合計で20,000円だったとします。急な子供の発熱で、出発当日に泣く泣くキャンセルすることになりました。

通常の計算式(50%)通りであれば、10,000円のキャンセル料が請求されるところです。しかし、ニコレンにはこの「上限キャップ」があるため、実際の請求額は4,300円で打ち止めとなります。

高額な予約であっても、キャンセル料には4,300円という上限があることを示す安心材料としての盾のイラスト。

つまり、本来払うべき金額の半分以下で済むわけです。

知っておきたい計算の仕組み:オプションは対象外 さらに重要なのが、キャンセル料の計算対象となるのはあくまで「基本料金」のみであるという点です。1日1,100円の免責補償料(CDW)や、チャイルドシート、カーナビなどのオプション料金は、キャンセル料の計算基礎には含まれません。

多くのユーザーは「予約総額の50%」が取られると誤解しがちですが、実際には「車両本体価格(基本料金)の50%」であり、かつ「最大4,300円まで」なのです。したがって、フルオプションで総額が高くなっている場合でも、実際に請求されるキャンセル料は、心理的に予想していた金額よりも大幅に安く済むケースがほとんどです。

ただし、逆に言えば、基本料金が安い「短時間の利用」の場合は注意が必要です。例えば基本料金が4,000円の予約であれば、その50%である2,000円がそのまま請求されます。この場合、上限4,300円には届かないため、キャップ規定の恩恵はありません。

ログインできない時の予約確認とキャンセル方法

いざ予約を確認したりキャンセルしようとしたりした時に、「ログインできない!」というトラブルに見舞われるのもよくある話です。レンタカーは頻繁に使うサービスではないため、前回の利用から時間が空いてIDやパスワードを忘れてしまうことは誰にでもあります。

通常、会員(ニコレンメイト)として予約した場合、Webからのキャンセル操作にはマイページへのログインが必須です。「パスワードをお忘れの方」というリンクから再設定が可能ですが、これには登録時のメールアドレスが必要です。もし、携帯電話のキャリア変更などでメールアドレス自体が変わっていて、再設定メールが受信できない場合は、残念ながらWebでの手続きはそこで手詰まりとなります。

このような状況で「6日前」の期限が迫っている場合は、メールアドレスの復旧に時間を費やすよりも、潔く「電話で本人確認をしてキャンセルする」道を選びましょう。オペレーターに事情を話し、氏名、生年月日、電話番号、免許証番号などで本人確認ができれば、電話口でキャンセル手続きを進めてもらえます。

また、さらに厄介なのが、会員登録をせずに予約した「ゲストユーザー(一般予約)」のケースです。

ゲスト予約の場合、そもそもWeb上に継続的な管理画面(マイページ)が存在しないか、機能が大幅に制限されています。そのため、たとえ出発の7日前であってもWebからのキャンセルボタンが表示されず、電話連絡が必須となる仕様になっていることが多いのです。

「キャンセルボタンがない」=ゲスト予約の可能性大 Webサイトで予約番号とメールアドレスを入力して照会画面に入ったのに、「キャンセル」ボタンが見当たらない。そんな時は、ゲストとして予約している可能性が高いです。画面を探し続けて時間を浪費する前に、すぐに予約センターか店舗へ電話を入れるのが正解です。

ニコニコレンタカー予約の電話変更とキャンセル連絡先

Webで手続きできない期間(6日前以降)に入ってしまった場合、あるいは当日の急な体調不良などで変更が必要になった場合、すべては「電話」での勝負になります。しかし、ネット上の口コミを見ると「ニコレンは電話が全然繋がらない」「話し中で切られる」といった悲鳴のような声も散見されます。緊急時に連絡がつかないことほど不安なことはありません。ここでは、確実に連絡をつけるための優先順位と、知っておくべき連絡先の使い分けについて解説します。

電話が繋がらない時の店舗直接連絡と時間帯

ニコニコレンタカーの電話窓口には、大きく分けて2つのルートがあります。一つは全国の予約を一元管理する「予約受付センター」、もう一つは実際に車を借りる「各店舗」です。

まず、多くの人が最初にかけようとするのが「予約受付センター」です。しかし、ここは全国からの電話が集中するため、特に朝の営業開始直後(9:00〜)や、週末前の金曜日、連休前などは回線がパンク状態で、非常に繋がりにくいのが現状です。

予約受付センター(受付時間 9:00 ~ 21:00)

  • 固定電話から:0120-32-2525(フリーダイヤル・無料)
  • 携帯電話から:0570-04-2525(ナビダイヤル・有料)

ここで注意したいのが、携帯電話からかける場合の「0570」番号です。これはナビダイヤルといって、「かけ放題プラン」などの対象外となり、20秒ごとに10円〜といった高額な通話料が発生します。「ただいま電話が大変混み合っております…」というアナウンスを聞いている間も課金され続けるため、繋がらないイライラと共にお金も減っていくという二重苦になりかねません。

そこで、私が強くおすすめする解決策は、「予約した店舗へ直接電話する」という方法です。

混雑して繋がらない予約センターと、繋がりやすく現場対応が可能な店舗への電話を比較したイラスト。

ニコニコレンタカーの各店舗は、その多くがガソリンスタンドや自動車整備工場に併設されています。店舗直通の電話番号は、予約完了時のメールや、公式サイトの「店舗検索」ページに必ず記載されています。

店舗へ直接かけるメリットは絶大です。 第一に、コールセンターよりも圧倒的に繋がりやすいこと。 第二に、当日の遅刻連絡や「今、場所がわからない」といった現場レベルの緊急対応が即座に可能なことです。

連絡先メリットデメリット・注意点
各店舗(推奨)繋がりやすい 当日の遅刻・変更に即応GS業務で忙しい時は出ないことも 複雑なシステム操作は苦手な場合あり
予約センター予約操作のプロが対応 複雑な変更も確実非常に繋がりにくい 携帯からは通話料が高額 朝9時前は繋がらない

おすすめの連絡フロー まずは予約メールを確認し、店舗の直通番号へ電話してみる。 店舗スタッフに事情を話す。「予約の変更ですね、少々お待ちください」と対応してくれる場合が多い。 もし店舗で「センターへかけてください」と言われた場合のみ、予約受付センターへ。 センターにかける際は、混雑のピークである9:00直後やお昼休み(12:00前後)を避けてかける。

当日キャンセルと無断延長のペナルティ

レンタカーを利用する上で、絶対に避けなければならない「最悪のシナリオ」。それは、「連絡なしの当日キャンセル」や、利用中の「無断延長」です。

まず、出発時間を1時間以上過ぎても連絡がない場合、予約は自動的にキャンセル扱いとなります。この場合、当然ながら基本料金の50%が「当日キャンセル料」として請求されます。しかし、借りる前のキャンセルならまだマシです。本当に怖いのは、車を借りた後の「無断延長(延滞)」です。

「渋滞で返却時間に少し遅れそうだけど、運転中で電話できないし、まあ着いてから謝ればいいか…」

この考えは、ニコニコレンタカーにおいては致命的です。返却予定時刻を過ぎても連絡を入れず、無断で時間を超過してしまった場合、それは単なる「延長」ではなく「契約違反」とみなされます。

この場合、通常の延長料金(1時間あたり千円程度)に加え、その倍額相当、つまり「基本料金の倍額」という極めて重い違約金が請求される規定が約款に存在します。例えば、本来なら1,000円の延長料金で済むところが、違約金を含めて数千円〜数万円の請求に跳ね上がる可能性があるのです。

さらに、無断延長によって次の予約客に車を貸せなくなり、他店から代替車を手配するなどの実害が出た場合、その実費損害までも請求される可能性があります。

絶対に電話連絡を! 「10分くらいだから…」という油断は禁物です。遅れることがわかった時点で、必ず車を安全な場所に停め、店舗へ一本電話を入れてください。「すみません、渋滞で30分ほど遅れます」と伝えるだけで、扱いは「事前連絡ありの延長」となり、通常の延長料金だけで済みます。電話一本の有無が、お財布へのダメージを天と地ほどに変えるのです。

事故時の電話連絡先とノンオペレーションチャージ

予約の変更やキャンセルとは少し異なりますが、万が一、利用中に事故に遭ってしまった場合の対応についても触れておきます。この時の電話連絡先と手順は、絶対に間違えてはいけません。

もし事故が起きたら、パニックになる気持ちを抑えて、以下の順番で行動してください。

  1. 負傷者の救護と安全確保(まずは人命優先です)
  2. 警察(110番)への連絡(事故証明が必要になります)
  3. 予約受付センターまたは出発店舗への連絡
  4. 保険会社への連絡

ここで重要なのは、警察と店舗(またはセンター)への連絡は義務だということです。これを怠ると、保険が適用されず、莫大な修理費を全額自己負担することになりかねません。保険会社の連絡先は、車検証入れにあるファイルや、出発時に渡される書類に必ず記載されています。

そして、事故の際に発生する費用として忘れてはならないのが、NOC(ノンオペレーションチャージ)です。これは、事故で車が修理工場に入っている間の「営業補償」としてユーザーが支払うペナルティです。

  • 予定の店舗まで自走して返却できた場合:20,000円
  • 自走できずレッカー移動などになった場合:50,000円

免責補償とNOCの違い 多くの人が加入する「免責補償制度(CDW)」は、対物・車両補償の「免責額(5万円など)」を免除するものであり、このNOCはカバーされません。つまり、CDWに入っていても、事故れば2万〜5万円のNOC支払いは発生します。 NOCまで支払いを免除してもらうには、さらに上位の「NOC補償プラン(免責補償プラスなど)」に加入している必要があります。これはキャンセル料とは全く別のルールですので、混同しないようにしましょう。

変更は2回まで、旅行代理店経由の制限、無断延長時の倍額ペナルティという3つの罠を警告する標識風イラスト。

楽天など旅行代理店経由の予約は変更不可

ニコニコレンタカーは公式サイトだけでなく、楽天トラベルやじゃらんnetなどのOTA(Online Travel Agent:旅行代理店サイト)からも予約が可能です。楽天ポイントやPontaポイントが貯まる・使えるので、あえてこちら経由で予約している方も多いでしょう。

しかし、予約変更という観点では、OTA経由の予約は少し厄介です。基本的に、OTA経由の予約は、ニコニコレンタカーの店舗やコールセンターでは変更・キャンセル操作が一切できません。

これはシステムが連携していない(あるいは権限がない)ためです。店舗に電話をして「日程を変更したい」と伝えても、「申し訳ありませんが、楽天トラベルさんのサイトからお客様ご自身で操作してください」と返されてしまう可能性が非常に高いです。

特に注意が必要なのは、システム連携のタイムラグです。代理店サイトで直前に変更やキャンセルを行っても、ニコレン側の店舗システムに反映されるまで数十分〜数時間のラグが生じることがあります。「ネットでキャンセルしたはずなのに、店舗から『まだ来ていませんか?』と電話がかかってきた」というトラブルは、このラグが原因です。

代理店経由の予約を変更したい場合の基本フローは、「現在の予約を代理店サイトでキャンセルし、新たに取り直す」ことになります。この際も、ニコレン公式のルールではなく、各代理店サイトが定めたキャンセルポリシーが適用されますので、必ず予約したサイトのマイページで条件を確認してください。

クレジットカード払い済み料金の返金タイミング

最後に、気になる「お金」の話です。Web予約の際にクレジットカードで事前決済を済ませている場合、キャンセルした後の返金処理はどうなるのでしょうか。

キャンセル手続きが完了すると、発生したキャンセル料(もしあれば)を差し引いた残額が、利用したクレジットカード会社を通じて返金されます。しかし、ここで覚えておきたいのが「返金までのタイムラグ」です。

クレジットカードの仕組み上、返金処理は即時ではありません。ニコレン側ですぐに処理を行っても、カード会社の締日や支払日のサイクルによっては、実際にお金が口座に戻ってくる(あるいは利用明細上で相殺される)までに、1〜2ヶ月程度かかることが一般的です。

例えば、1月に予約・決済をしてキャンセルした場合、一度1月分の請求として引き落とされ、翌月や翌々月にマイナス処理(返金)されるというパターンもよくあります。「キャンセルしたのにお金が引かれている!」と焦らず、まずは数ヶ月分の明細を確認してみましょう。

デビットカードやプリペイドカードの場合 デビットカードで決済していた場合は、予約の瞬間に口座から引き落とされます。キャンセルの場合も、返金まで数週間〜数ヶ月かかることがあり、その間は現金が拘束されてしまうため注意が必要です。 一方、決済画面でエラーになったり中断したりして「仮予約」状態になり、その後20分程度で自動キャンセルになった場合は、そもそも売上が確定していないため、請求は発生しません(デビットカードの場合は一時的に引かれても、後日自動で戻ります)。

ニコニコレンタカー予約の電話変更とキャンセル総括

出発までの日数や電話の繋がり状況に応じて、Web手続きか電話手続きか、どこの番号にかけるべきかを判断するためのイエス・ノーチャート。

長くなりましたが、ニコニコレンタカーの予約変更やキャンセルについて、重要なポイントを改めて整理します。

  • Web変更は不可:アプリやWebからの「変更」はできません。変更したいなら電話連絡か、Webでキャンセルして取り直す必要があります。
  • 7日前が境界線:Webキャンセルができるのは「出発の7日前」まで。この期間なら無料です。
  • 6日前からは電話必須:6日前を切るとキャンセル料が発生し、Web操作ができず電話連絡のみになります。
  • キャンセル料の真実:基本料金のみが対象で、上限は4,300円と比較的良心的です。
  • 連絡先の選び方:電話が繋がらない時は、混雑する予約受付センターではなく、店舗へ直接かけるのが解決への近道です。
  • 無断延長は厳禁:遅れる場合は絶対に電話連絡を。無断延長は基本料金の倍額という高額な違約金リスクがあります。

👉️【ニコニコレンタカー公式】予約キャンセル・変更ページはこちら

ニコニコレンタカーは、徹底したコスト削減によって「驚きの安さ」を提供してくれています。その分、予約変更などのシステムは少しアナログで、ユーザー側に手間がかかる部分があるのも事実です。しかし、この記事で解説した「7日前ルール」や「店舗への直接連絡」といったコツさえ押さえておけば、無駄な出費やトラブルは確実に防げます。

もしキャンセルや変更が必要になったら、まずは落ち着いて「今のタイミングは7日前より前か?後か?」を確認し、早めのアクションを心がけてくださいね。あなたのレンタカー利用が、トラブルなくスムーズに進むことを願っています。

7日前の境界線を意識することと、困ったら店舗へ電話することの2点を、賢いユーザーになるための「鍵」として示したイラスト。

※本記事の情報は執筆時点の調査に基づく一般的な目安です。実際の運用ルールや料金、店舗の対応は変更される可能性があるため、最終的な判断は必ずニコニコレンタカー公式サイトや予約店舗にて最新情報をご確認ください。



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K@車のサブスク調査隊

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