- 2025年3月31日
KINTOクラウンスポーツの賢い乗り方!料金プランから評判まで

kinto クラウンスポーツのサブスクを検討中ですか?精悍なモデリスタ仕様やパワフルなPHEVモデルも魅力的ですが、実際の納期やリース3年料金が気になりますよね。また、ローンや残価設定、中古車購入と比較してどうなのか、クロスオーバーやクラウンエステートとの違いも知りたいところです。さらに、KINTOの欠点は何ですか?という疑問や、クラウンスポーツを買う人の年収はどのくらい?といった現実的な悩み、そしてトヨタのKINTOは黒字ですか?という事業の安定性まで、この記事ではアップグレードできる専用メーターの情報も含め、あなたの全ての疑問に、より深く、そして分かりやすくお答えします。
- KINTOクラウンスポーツの料金プランと含まれるサービスの詳細
- ローンや残価設定など、他の購入方法との具体的なコストとメリット・デメリットの違い
- PHEVモデルやモデリスタ仕様の魅力と、最新の納期情報
- KINTOの評判や事業の安定性など、契約前に解消しておきたい疑問への回答

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kintoで乗るクラウンスポーツの魅力
スポーティな走りのPHEVモデル

クラウンスポーツは、俊敏な走りを予感させるデザインが特徴ですが、その真価は走行性能、特にプラグインハイブリッド(PHEV)モデル「SPORT RS」で最大限に発揮されます。このモデルは、単なるハイブリッドの上位版ではなく、走りへのこだわりと環境性能を極めて高い次元で両立させた、まさに次世代のスポーツSUVです。
心臓部には、システム最高出力306psを発生させる2.5Lプラグインハイブリッドシステムを搭載。高出力モーターがもたらす、アクセルを踏んだ瞬間に最大トルクが立ち上がるEVならではの鋭いレスポンスと、エンジンが加わった際の息の長いパワフルな加速は、ドライバーを魅了します。静粛性が求められる市街地では静かに、そしてワインディングロードでは意のままに駆け抜ける、二面性のある走りを楽しめるのです。
さらに特筆すべきは、満充電時で90kmというEV走行可能距離です。これは、多くの方の1日の平均的な走行距離を十分にカバーできる数値であり、日常生活のほとんどをガソリンを一切使わずに、モーターのみで走行できることを意味します。これにより、燃料費を大幅に節約できるだけでなく、CO2排出量を抑え、環境負荷の低減にも貢献できます。
KINTOなら最新PHEVも月々定額で
従来、高価なイメージのあったPHEVですが、KINTOでは2024年8月上旬からクラウンスポーツを含む最新PHEVモデルの取り扱いを開始しました。これにより、購入時の大きな初期費用負担なく、月々定額で先進的なPHEVライフをスタートさせることが可能になりました。
また、PHEVモデルは国のクリーンエネルギー自動車導入促進補助金(CEV補助金)の対象となり、購入時の負担を軽減できます。ただし、KINTOを利用してこの補助金を受け取る場合、注意点があります。国は補助金交付の条件として原則4年間の車両保有を義務付けています。このため、KINTOでの契約は「初期費用フリープラン」の5年または7年契約を選択する必要があり、補助金の申請手続きは契約者自身で行うことになります。詳細は、補助金事業を行う一般社団法人次世代自動車振興センターの公式サイトで最新情報をご確認ください。
精悍なモデリスタ仕様も選択可能
クラウンスポーツの完成されたデザインに、さらなる個性と品格を与えたいと考えるなら、モデリスタ仕様は最高の選択肢となるでしょう。トヨタ公式のカスタマイズブランドであるモデリスタが手掛けたパーツは、車両デザインとの一体感が高く、後付け感のない洗練されたスタイルを実現します。KINTOでは、この特別な一台を、煩雑な手続きなしに月額プランに組み込んで楽しむことができます。
開発コンセプトは「Emotional Thoroughbred(エモーショナルサラブレッド)」。これは、血統書付きの競走馬が持つ、力強さと気品、そして研ぎ澄まされた機能美を表現しています。単にパーツを付加するのではなく、クラウンスポーツが本来持つエモーショナルな造形を、さらに際立たせるデザインが追求されました。
MODELLISTA エアロパーツセット
KINTOのモデリスタ仕様では、以下の3つのエアロパーツがセットで装着され、ノーマルとは一線を画すスタイルを創り出します。
- フロントスポイラー:バンパー下部にフローティングさせたようなウイング形状が、ワイド&ローなスタンスを強調。アクセントとして配されたマットカッパーの加飾が、高級感をさりげなく演出します。
- サイドスカート:フロントからリアへ、シャープに駆け上がるようなラインが、低重心で伸びやかなサイドビューを印象付けます。
- リヤスパッツ:立体的な造形がリアビューに躍動感を与え、フロントと同様のマットカッパー加飾がスタイリッシュな佇まいを完成させます。
KINTOを利用すれば、これらのパーツを個別に購入・塗装・取付する手間や、それに伴う追加費用を心配する必要はありません。ベース車両の月額料金に月々わずか4,070円(初期費用フリープラン7年/ボーナス払い併用の場合)を追加するだけで、納車の瞬間から完成されたモデリスタ仕様を堪能できるのです。人とは違う特別なクラウンスポーツを求める方にとって、これ以上ないほどスマートな選択と言えるでしょう。
クロスオーバーやクラウンエステートとの比較
16代目となる新型クラウンは、一台のセダンから、多様な価値観に応える4つのモデル群へと大きな変革を遂げました。その中でも「スポーツ」は、名前の通り走りとデザインを重視したモデルですが、他のモデル、特に「クロスオーバー」や今後登場予定の「エステート」との違いを理解することで、自分にとって最適な一台を見つけることができます。
まずは、すでに発売されている「クロスオーバー」とボディサイズを比較してみましょう。詳細はトヨタ クラウン公式サイトでも確認できます。
| モデル | 全長 | 全幅 | 全高 | ホイールベース | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| クラウン(スポーツ) | 4,720mm | 1,880mm | 1,565mm | 2,770mm | 塊感のあるフォルムと短いホイールベースによる俊敏なハンドリングが魅力。 |
| クラウン(クロスオーバー) | 4,930mm | 1,840mm | 1,540mm | 2,850mm | 伸びやかなクーペシルエットと大径タイヤによるリフトアップ感が特徴。 |
数値を比較すると、「スポーツ」は「クロスオーバー」より全長が210mmも短く、ホイールベースも80mm短いことがわかります。これは、軽快なフットワークとコーナリング性能を重視した設計思想の表れです。一方で全幅は40mm広く、ワイドで安定感のあるスタンスを強調しています。運転の楽しさを最優先するなら「スポーツ」、セダンのような快適性とSUVの視界の高さを両立したいなら「クロスオーバー」が適していると言えます。
実用性を極める「クラウン(エステート)」
そして、2023年度内の発売が待たれるのが「クラウン(エステート)」です。
アップグレードできる専用メーター
「クルマは購入した瞬間から古くなっていく」という常識を覆す、画期的なサービスが「KINTO FACTORY」です。これは、ソフトウェアのアップデートやハードウェアの換装によって、愛車を常に最新の状態に「進化」させ続けることができるトヨタグループの公式サービスです。
クラウンスポーツのオーナーには、このKINTO FACTORYを通じて、運転中の気分を大きく変える魅力的なアップグレードメニューが提供されています。
メーターデザインカスタマイズ (12.3インチTFTカラーメーター)
このメニューを施工すると、標準のメーター表示に加え、KINTO FACTORYでしか手に入らない限定デザイン2種類を追加することができます。
- 価格:19,800円(税込)
- 対象車種:クラウン(スポーツ)の12.3インチTFTカラーメーター装着車
その日の気分に合わせてスポーツモード、エレガントモードといったようにメーターを切り替えることで、日常のドライブがより一層楽しく、特別なものになります。まさに、自分だけのクラウンスポーツを創り上げる「パーソナライズ」体験と言えるでしょう。
素晴らしい取り組みですよね。スマートフォンがOSアップデートで新機能を得るように、自分の愛車も成長していく。これは、クルマとの新しい関係性の提案であり、一台のクルマに長く、深く愛着を持つきっかけにもなりそうです。
この他にも、クラウンの生誕70周年を記念した特別仕様車にのみ設定された「プレミアムシフトノブ」や「サイドデカール」といった特別なアイテムを、後から通常モデルに装着できるサービスも展開されています。KINTO FACTORYは、オーナーの「もっとこうしたい」という想いに応え続ける、未来のカーライフの形を提示しています。
気になる最新の納期目安は?
昨今の自動車業界では、半導体不足や世界情勢の影響で、新車の納期が長期化する傾向にあります。人気車種ともなれば、注文から納車まで1年以上待つというケースも決して珍しくありません。しかし、KINTOを利用することで、この納期問題を回避できる可能性があります。
KINTOは、トヨタグループの一員として、あらかじめ人気車種・グレードの車両を計画的に大量発注しています。そのため、個人が販売店で注文するよりも、納車までの期間を大幅に短縮できる場合が多いのです。「少しでも早くクラウンスポーツに乗りたい」という方にとって、これは非常に大きなメリットとなります。
公式サイトで公開されている、2025年9月時点でのクラウンスポーツの納期目安は以下の通りです。
| モデル | 納期目安 |
|---|---|
| ハイブリッド (標準車) | 1.5~3ヶ月程度 |
| プラグインハイブリッド | 1.5~3ヶ月程度 |
| モデリスタ仕様 | 2~4ヶ月程度 |
このように、PHEVやモデリスタ仕様といった特殊なモデルでも、比較的短期間での納車が期待できます。さらに、KINTOのウェブサイトでは、常に最新の納期情報が更新されており、契約を検討する段階で、透明性の高い情報を得られるのも安心材料です。納車の時期が読めずに計画が立てられない、といったストレスから解放されるのは、KINTOならではの強みと言えるでしょう。
納期に関するご注意
本ページに記載されている納期は、あくまで記事執筆時点での目安です。実際の納期は、生産状況や注文のタイミングによって変動します。最終的に適用される納期目処は、審査承認後、契約が正式に締結された時点でのものとなりますので、申し込み時点の表示と異なる場合があることをあらかじめご了承ください。
kintoクラウンスポーツの料金と疑問点

サブスクとリース3年料金の違い
KINTOは「車のサブスクリプション」と称されますが、従来の「カーリース」と一体何が違うのでしょうか。両者は「月額料金で車を利用する」という点では共通していますが、そのサービス内容、特に料金に含まれる費用の範囲に決定的な違いがあります。
一般的なカーリースが車両代や税金などを基本料金とし、メンテナンスや保険はオプション扱いであることが多いのに対し、KINTOは車両に関するほぼ全ての費用が月額料金に一本化された「フルサービス」であることが最大の特徴です。
KINTOの月額料金に含まれるもの
- 車両本体代金・オプション代金
- 登録諸費用
- 自動車税、重量税、自賠責保険料
- 任意保険料(対人・対物無制限、車両保険付き)
- 車検費用(契約期間内に発生する場合)
- 正規販売店での法定点検、定期メンテナンス費用
- オイル、タイヤ、バッテリー等の消耗品交換費用(規定に基づく)
特に注目すべきは任意保険料が含まれている点です。免許を取得して間もない若年層や、保険の等級が低い(割引率が低い)方の場合、任意保険料だけでも月々数万円の負担になることがあります。KINTOなら、年齢や運転歴、事故歴に関わらず、全ての利用者が一律の保険料で手厚い補償を受けられます。これは、該当する方にとっては極めて大きなメリットと言えるでしょう。
クラウンスポーツ(SPORT Z HEV)を3年間利用する場合のプランと料金は以下の通りです。
| プラン | 申込金 | 月額利用料 | 特徴・おすすめな方 |
|---|---|---|---|
| 初期費用フリープラン | 0円 | 88,660円〜 (ボーナス払いなしの場合) | 初期費用を抑えて乗り始めたい方。契約期間満了まで乗り続ける予定の方。 |
| 解約金フリープラン | 490,490円 | 87,560円 | 転勤や結婚、引越しなどライフプランに変化の可能性がある方。いつでも解約できる安心感を重視する方。 |
「所有」ではなく「利用」と割り切り、支出をシンプルにしたい方にとって、KINTOはカーリース以上に合理的な選択肢となり得ます。
残価設定ローンとの支払い比較
新車購入の一般的な手法である「残価設定ローン」とKINTOを比較すると、月々の支払額だけを見て「残クレの方が安い」と判断しがちですが、それは早計かもしれません。前述の通り、残価設定ローンはあくまで車両代金を支払うための金融商品であり、維持費は別途必要です。
一方でKINTOは、それらの維持費を全て含んだ上での月額料金です。5年間クラウンスポーツに乗る場合を想定し、トータルでかかる費用を比較してみましょう。
| 項目 | 残価設定ローン | KINTO(初期費用フリープラン) |
|---|---|---|
| 月々の支払い | 約76,000円 | 月額 約74,470円 (7年契約の4,5年目料金・ボーナス払いあり) 下記費用が全て含まれる |
| 自動車税 (4回分) | 約180,000円 | |
| 任意保険料 (5年分) | 約600,000円 (年齢・等級による) | |
| 車検費用 (1回分) | 約100,000円 | |
| メンテナンス費用 | 約80,000円 | |
| 消耗品交換費用 | 約100,000円 (タイヤ等) | |
| 期間中総支払額 (概算) | 約5,620,000円 | 約5,778,200円 |
| 満了時の残価支払額 | 約3,286,000円 | なし (車両は返却) |
このように、維持費を含めたトータルコストで比較すると、両者の差はかなり縮まります。さらに、残価設定ローンにはKINTOにはない金銭的リスクが潜んでいます。
残価設定ローンの隠れたリスク
- 保険料の変動:事故を起こして保険を使うと、翌年から等級が下がり保険料が大幅にアップします。
- 予期せぬ出費:故障や消耗品の急な交換が発生した場合、全て実費での支払いとなります。
- 残価割れのリスク:返却時の査定で、走行距離超過や内外装の傷・凹みが多い場合、設定された残価が保証されず「追い金」が発生することがあります。
KINTOなら、事故を起こしても月額料金は変わらず、修理の自己負担も最大5万円。故障修理費もコミコミで、返却時の通常使用の範囲を超える損傷についても明確な基準が設けられています。この「突発的な出費がない」という圧倒的な安心感こそが、KINTOが選ばれる大きな理由なのです。
KINTOで中古車の取り扱いはある?
「最新モデルにはこだわらないので、もっと月額費用を抑えたい」という堅実なニーズに応えるため、KINTOは「KINTO ONE(中古車)」というサービスも展開しています。これは、新車として利用されたリースアップ車両などの中から、トヨタの基準をクリアした高品質な中古車を、月額定額で利用できるプランです。
新車プランと同様に、税金や保険、メンテナンス費用が全てコミコミで、面倒な手続きなしに質の良い中古車に乗り始めることができます。契約プランは中途解約金のかからない「解約金フリープラン」のみ、契約期間は2年と、より短期間で手軽に利用できるのが特徴です。
クラウンスポーツの中古車はいつから?
ただし、結論から言うと、2025年現在、クラウンスポーツがKINTOの中古車ラインナップに並ぶ可能性は極めて低いでしょう。KINTOで取り扱われる中古車は、新車プランで3年などの契約期間を満了し、返却された車両が中心となります。クラウンスポーツは2023年10月に発売されたばかりの比較的新しいモデルのため、中古車として市場に出てくるまでには、まだ時間が必要です。
今すぐにクラウンスポーツに乗りたい場合は新車プランが唯一の選択肢となりますが、数年後には中古車プランにも登場することが期待されます。その頃には、さらに手頃な月額料金でクラウンスポーツを楽しめるようになっているかもしれませんね。
なお、「KINTO ONE(中古車)」は、2025年時点では提供エリアが東京・愛知・長野・大阪などに限定されており、順次拡大中というステータスです。利用を検討する際は、まずご自身のお住まいの地域が対象エリアに含まれているかを公式サイトで確認することをおすすめします。
クラウンスポーツを買う人の年収の目安

車両本体価格が590万円からと、国産車の中でも高価格帯に属するクラウンスポーツ。これを手に入れるには、一体どれくらいの経済力が必要なのでしょうか。ある自動車専門メディアが算出した、支払い方法別の年収目安は、多くの人にとって興味深い指標となります。
支払い方法別・年収の目安(HEV Zグレード 乗り出し650万円と想定)
- 現金一括購入:車の購入予算は「年収の半分」という通説に当てはめると、年収1,300万円程度が目安となります。国税庁の令和4年分民間給与実態統計調査によると、この層は給与所得者全体の約5%に過ぎず、誰もが選択できる方法ではありません。
- 通常ローン(5年):月々の返済額(約11.6万円)を手取り月収の20%以内に収めると仮定すると、年収1,000万円程度が一つのラインになります。
- 残価設定ローン(5年):月々の支払額(約7.6万円)が抑えられるため、ハードルは下がり、年収600万円程度が目安となります。
では、KINTOの場合はどうでしょうか? KINTOは分割払いのローンとは異なり「賃貸契約」に近いサービスのため、審査基準も異なります。もちろん、安定した支払い能力は求められますが、年収額だけで機械的に判断されるわけではなく、過去の信用情報なども含めて総合的に審査されます。
むしろ重要なのは、KINTOの「支出が平準化される」という特性です。購入の場合は、車検や税金、突然の故障などで年間数十万円の予期せぬ出費が発生する可能性がありますが、KINTOなら月額料金以外に大きな出費は発生しません。これにより、年収の額そのものよりも、毎月のキャッシュフローを安定させ、計画的な家計管理をしたいという方にこそ、KINTOは最適な選択肢となり得るのです。頭金不要で始められる点も、初期費用を抑えたい方にとっては大きな魅力です。
KINTOの欠点とトヨタの黒字化の真相
どんなサービスにもメリットとデメリットがあるように、KINTOにも契約前に理解しておくべき「欠点」が存在します。これらを把握し、ご自身のカーライフの価値観と照らし合わせることが、後悔のない選択につながります。
KINTOの主なデメリットと注意点
- 最終的に自分の物にならない:契約満了後は車両を返却するのが基本です。買い取ることはできないため、「資産として車を所有したい」という方には向きません。
- 走行距離に制限がある:月間平均1,500kmの走行距離制限があり、超過すると1kmあたり11円(税込)の精算金が必要です。通勤やレジャーで長距離を走る方は注意が必要です。
- 自由なカスタマイズができない:車両の性能に影響を与えるような改造はもちろん、内外装のドレスアップも原則禁止です。また、車内での喫煙やペットの同乗も認められていません。
- 保険等級を引き継げない・育たない:長年無事故で高い割引率の保険等級をお持ちの方にとっては、KINTOの一律保険料が割高に感じられる可能性があります。また、KINTOの契約期間中はご自身の等級が進行しません。 豆知識:現在加入している自動車保険は「中断証明書」を発行してもらうことで、最大10年間、等級を維持することが可能です。KINTO利用後に再度車を所有する可能性がある方は、必ず手続きをしておきましょう。
一方で、サービスの将来性について、「トヨタのサブスク事業は先行投資で赤字が続いているのでは?」という懸念の声もありました。しかし、その不安はすでに過去のものとなっています。
設立以来初の黒字化を達成し、事業は安定軌道へ
KINTOを運営する株式会社KINTOは、2025年3月期決算において、設立以来初となる通期黒字化を達成したと発表しました。
| 決算期 | 売上高 | 当期純利益 |
|---|---|---|
| 第6期 (2024年3月期) | 417億3,700万円 | ▲5億8,900万円 |
| 第7期 (2025年3月期) | 587億700万円 | 7億9,500万円 |
売上高は前期比40%増と大きく伸長し、累計申込件数も10万件を突破するなど、そのサービスが多くのユーザーから支持されていることが数字で証明されました。これは、KINTOが単なる一過性のサービスではなく、持続可能な事業として社会に定着したことを意味します。ユーザーは、今後も安心してサービスを利用し続けることができるでしょう。
まとめ:kintoクラウンスポーツの賢い選び方
ここまで、KINTOでクラウンスポーツを利用する際の魅力から料金、注意点までを詳しく解説してきました。最後に、この記事の要点をリスト形式で振り返り、賢い選択のための最終チェックを行いましょう。
- KINTOは車両代から任意保険、税金、メンテナンスまで全てがコミコミの月額定額サービス
- クラウンスポーツには俊敏な走りの「HEV」と、EV走行90km可能なパワフルな「PHEV」がある
- 月々数千円の追加で、所有満足度を格段に上げる「モデリスタ仕様」が選べる
- 通常購入より納期が短い傾向にあり、1.5~4ヶ月程度で納車が期待できる
- 納車後も「KINTO FACTORY」でメーターデザインなどをアップデートし、進化させられる
- 料金プランは初期費用を抑えるか、中途解約の自由度を取るかで選べる2種類
- 万一の事故でも月額料金は不変、自己負担も最大5万円と安心感が大きい
- 維持費を含めた総額で比較すると、残価設定ローンとの費用差は僅少になることも
- 中古車プランも存在するが、新型のクラウンスポーツが対象になるのは数年先
- 審査は年収だけでなく総合的に判断され、頭金不要で始められるのが魅力
- 走行距離制限、カスタマイズ不可、保険等級が育たない等のデメリットは要確認
- KINTOの事業は2025年3月期に黒字化を達成し、サービスの継続性に信頼がおける
- 自分の使い方に合わせて「クロスオーバー」や「エステート」と比較検討することも重要
- PHEVで補助金を利用する場合は、4年間の保有義務期間と5年以上の契約プラン選択が必要
- 「所有」へのこだわりよりも、手軽さや支出の安定といった「利用」価値を重視するかにかかっている

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ライター紹介
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