- 2025年10月8日
【エンキロの評判】口コミから分かる特徴と注意点。審査は厳しいの?

「乗った分だけ支払う」という新しい仕組みで注目を集めるカーリースサービス、エンキロ。エンキロの評判を調べると、そのユニークな料金体系に関する様々な意見が見つかります。実際のところ審査は厳しいのでしょうか。また、知恵袋などでは専用の保険や契約満了後の買取、気になる頭金はいくらですか?といった質問も寄せられています。本記事では、サービスを提供する会社情報から、申込みできる店舗の有無、納車までの流れ、キャンペーンコードの存在、そして審査会社はどこなのかという疑問まで、徹底的に解説します。デメリットは何かという点にもしっかり触れながら、エンキロがあなたにとって最適な選択肢かを見極めていきましょう。
- 走行距離が少ない人向けの料金体系
- 契約前に知っておくべきデメリットと注意点
- 審査や保険、契約満了後の選択肢
- 運営会社や申し込み方法の詳細
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エンキロの評判・口コミ・審査は厳しい?|サービスの特徴を解説
- エンキロのデメリットは?注意点を解説
- 運営している会社はどこ?
- 知恵袋でよく見る質問と回答
- 頭金はいくらですか?初期費用について
- キャンペーンコードでお得になる?
- 申込みできる店舗はある?
エンキロのデメリットは?注意点を解説
エンキロは、月々の走行距離が少ない利用者にとっては非常に合理的なサービスですが、そのユニークな仕組みゆえのデメリットも存在します。契約後に「こんなはずではなかった」と後悔しないためにも、注意すべき点を深く理解しておくことが重要です。どのような点が具体的な懸念材料となるのか、詳しく見ていきましょう。
月々の支払額が変動する

エンキロの最大の特徴であり、同時に最も注意すべき点が「月額基本料金+走行距離に応じた距離料金」という変動制の料金体系です。このシステムは、週末しか乗らない、近所の買い物にしか使わないといった利用者にとっては、無駄な支払いを削減できる大きなメリットとなります。しかし、その裏返しとして、月々の支払額が一定にならないというデメリットが生じます。
例えば、普段は月間300km程度の走行で済んでいても、ゴールデンウィークや夏休みに遠方の実家へ帰省したり、旅行に出かけたりして月間走行距離が1,000kmに達した場合、距離料金だけで数千円から1万円以上の追加料金が発生します。これにより、その月の車関連の支出が普段の倍近くになる可能性も十分に考えられます。
支払額変動のリスクと家計管理
毎月の支出を固定し、安定した家計管理を重視する方にとって、この支払額の変動は大きなストレスになり得ます。「今月はいくらになるだろう」という不確定要素は、月々の予算を厳密に立てたい場合には大きな障壁となるでしょう。
長距離の利用者には不向き
前述の通り、エンキロは走行距離に応じて料金が加算されるため、日常的に車を多く利用する方には明確に不向きです。公式サイトでも、1日の走行距離が15km以下の方や、週末の利用が中心の「週末ドライバー」が主なターゲットとして想定されています。
国土交通省の調査データを見ても、自家用乗用車の平均的な使われ方が分かりますが、もしご自身の利用状況が平均を大幅に上回る場合は注意が必要です。(出典:国土交通省「道路交通センサス」)
例えば、毎日の通勤で往復40km(月間約800km)走る方や、仕事の外回りで頻繁に車を使う方がエンキロを利用すると、走行距離が少ない人向けの安い月額基本料金というメリットは完全に失われ、結果的に一般的な定額制カーリースよりも総支払額が割高になる可能性が非常に高いです。
契約満了時に追加料金が発生する可能性

エンキロを検討する上で、最も重要かつ複雑なのがこの「残価精算」のリスクです。エンキロの契約は「オープンエンド方式」を採用しています。これは、契約時に設定された「残価(契約満了時の予想車両価値)」と、契約終了時の「実際の車両査定額」との差額を、利用者が精算する責任を負う契約形態です。
エンキロは月額基本料金を安く見せるため、この「残価」を市場相場より高く設定する傾向にあります。そのため、契約終了時の実際の査定額が、この高く設定された残価を下回った場合、その差額分を追加で支払わなければなりません。
査定額が下がる主な要因
- 内外装の損傷:通常使用の範囲を超える目立つ傷、凹み、シートのシミや破れなど。
- 過走行:契約時の想定を大幅に超える走行距離。
- 事故修復歴:事故による修復を行った場合。
- 市場価値の下落:モデルチェンジや不人気などによる中古車市場全体の価格下落。
このリスクは、特に車を丁寧に扱う自信がない方や、将来の中古車市場の変動まで考慮したくない方にとっては、大きな精神的負担となる可能性があります。
メンテナンスプランの内容
エンキロの広告などで目にする安い月額料金は、メンテナンスが最低限の「基本パック」であることがほとんどです。車の維持には、定期的な点検や消耗品の交換が不可欠ですが、これらはオプションのメンテナンスパッケージに加入しない限り自己負担となります。
最も手厚い「フルメンテパック」に加入したとしても、タイヤ、バッテリー、ブレーキパッドといった高額になりがちな消耗品の交換は対象外であったり、交換回数に制限が設けられていたりします。「カーリースだから維持費は全部コミコミ」というイメージで契約すると、後から思わぬ出費に驚くことになりかねません。
| 項目 | 基本パック | 車検パック | ライトメンテパック | フルメンテパック |
|---|---|---|---|---|
| 税金・法定費用 | ● | ● | ● | ● |
| 車検 | – | ● | ● | ● |
| 法定12ヶ月点検 | – | – | ● | ● |
| 6ヶ月点検 | – | △ (初回のみ) | △ (初回のみ) | ● |
| エンジンオイル交換 | – | △ (車検時) | △ (年1回) | ● (年2回) |
| タイヤ交換 | – | – | – | – |
| バッテリー交換 | – | – | – | – |
契約前には、各メンテナンスパッケージでカバーされる範囲と、対象外となる項目を詳細に確認し、ご自身の車の知識やメンテナンスにかけられる予算と照らし合わせて慎重に選ぶ必要があります。
運営している会社はどこ?

エンキロのサービスを企画・運営しているのは、DRD4株式会社(ディーアールディーフォーカブシキガイシャ)です。この会社は、自動車やその他のモビリティ(移動手段)に関連する金融サービスを、デジタルの力で変革することを目指す「フィンテック企業」として、2022年5月に設立されました。
「人の移動欲求に応える」というミッションを掲げ、従来のカーリース市場が抱える課題、特に「あまり乗らない人でも、たくさん乗る人と同じような固定料金を支払っている」という点に着目。テクノロジーを活用して走行距離を正確に計測し、「乗った分だけ支払う」という公平で合理的な料金体系を持つマイカーサービス「エンキロ」を2023年9月から提供開始しました。
運営会社のポイントと信頼性
設立から間もないスタートアップ企業ですが、住友三井オートサービスグループの「株式会社エース・オートリース」や、金融サービスの「プレミアグループ」といった業界大手の企業と提携することで、サービスの信頼性と安定性を確保しています。革新的なアイデアと、大手企業の盤石な基盤を組み合わせることで、これまでにないユニークなカーリースサービスを実現しているのです。
| 会社名 | DRD4株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都渋谷区恵比寿西一丁目33番6号1階 |
| 設立 | 2022年5月 |
| 代表者 | 瀬川 慶一 |
| 事業内容 | 距離で支払うマイカーリース「エンキロ」の開発・運営、自動車・モビリティファイナンスのDX事業 |
新しい会社であるため、実績や知名度はこれからですが、その革新的なサービス内容は多くのメディアからも注目を集めています。
知恵袋でよく見る質問と回答
Yahoo!知恵袋のようなQ&Aサイトは、消費者の率直な疑問や不安が集まる場所です。エンキロに関しても、そのユニークなサービス内容から様々な質問が投稿されています。ここでは、特に頻繁に見られる代表的な質問と、それに対する的確な回答をまとめました。
【質問①】「エンキロは本当に安いですか?走行距離が少ないとお得なのは分かりますが、結局、総支払額は高くなるのではないでしょうか?」
【回答】車の使い方次第で、お得にも割高にもなります。この質問が最も多いものですが、答えは一つではありません。月々の走行距離が安定的かつ少ない方(例えば、週末の買い物利用で月間300km未満など)にとっては、一般的な定額制カーリースと比較して総支払額を大幅に抑えられる可能性が高いです。しかし、通勤やレジャーで毎月500km以上コンスタントに走るような方の場合、距離料金がかさみ、結果的に定額制サービスの方が安くなるケースが多いでしょう。契約前にご自身のライフスタイルを冷静に分析し、走行距離をシミュレーションすることが絶対に必要です。
【質問②】「契約満了時に数十万円もの高額な請求をされるのが不安です。これを避ける確実な方法はありますか?」
【回答】エンキロはオープンエンド契約であるため、追加請求のリスクは常に伴います。このリスクを回避するための最も確実な方法は、契約満了時に車を返却せず、「買取」を選択することです。買取の場合は、契約時に定められた計算方法に基づいて算出された金額を支払うため、市場価格の変動や車両の査定額に左右されることはありません。もう一つの方法は、車を新車同様の状態に保ち、丁寧に扱うことですが、これはリスクを低減させる努力であり、完全にゼロにすることはできません。
【質問③】「車の改造やカスタムはどこまで許されますか?」
【回答】カーリースの原則として、車両の価値を損なうような改造や、原状回復が困難なカスタムは認められません。例えば、ボディに穴を開けるエアロパーツの装着や、サスペンションの交換などはNGです。一方で、純正のボルトで簡単に取り付け・取り外しができるアクセサリーや、置くだけのフロアマットなどは問題ない場合が多いです。判断に迷う場合は、必ず契約前にエンキロの担当者に確認することがトラブルを避けるために重要です。
知恵袋の情報を参考にする際の注意点
Q&Aサイトに投稿される情報は、あくまで個人の体験談や特定の時点での情報です。契約条件が変更されていたり、個人の状況に大きく依存したりする内容も多いため、参考程度にとどめ、最終的な判断は必ず公式サイトで最新の情報を確認するか、エンキロに直接問い合わせて正確な情報を得ることが不可欠です。
エンキロを利用するお客様の声
ホンダ ヴェゼルT.H 様 千葉県 / 20代お手頃な基本料金で、走った距離で加算されていくという週末ドライバーにはぴったりなサービスに惹かれて契約しました!プランナーさんは車種や色などの相談だけではなく、保険のことまで何でも親身になってくださいましたので非常に安心して連絡など取ることができました!
トヨタ ハリアーK.W 様 千葉県 / 60代エンキロでハリアーを契約しました。レンタカーを借りるのも面倒だし、マイカーを持っていたいけど頻繁に乗らない、そんな私にぴったりの設定です。たまに近場を走るにはもってこいでした!
ホンダ ヴェゼルH.K 様 大阪府 / 30代周りの知人からリースがいいよと言われ休日しか乗らない私たちにぴったりリースを見つけて契約ができました!担当の方も親身に対応していただき満足してます。
ホンダ N-BOXカスタムA.T 様 千葉県 / 40代今回 初めてカーリースを利用しました。最初は不安もありましたが、担当者の方が丁寧でしかもスピーディに契約を進めてくれました。納車日もなるべく急いで下さり大変助かりました。ありがとうございました。
トヨタ ノアXR.K 様 茨城県 / 50代長く中古車を乗っていましたが、新車がこの価格で乗ることが出来るならばとエンキロの契約をしました。担当のカーライフプランナーも納期を早める調整をしてくれたり、車の処分もワンストップでしてくださり助かりました。
参考:【エンキロ】公式
頭金はいくらですか?初期費用について

エンキロを利用する際の大きな魅力の一つが、原則として頭金0円、初期費用なしで契約が可能である点です。通常、自動車を購入する際には、車両価格の一部を頭金として支払うほか、登録費用、各種税金、納車費用など、数十万円単位のまとまった初期費用が必要となります。エンキロでは、これらの費用が月額料金にすべて含まれているため、貯金が少なくても気軽に新車に乗り始めることができます。
この手軽さは、特に初めて車を持つ若い世代や、急な転勤などで車が必要になった方、あるいは一時的な大きな出費を避けたい家庭にとって、非常に大きなメリットと言えるでしょう。
頭金(前払いリース料)を設定することも可能
もちろん、「少しでも月々の支払いを楽にしたい」というニーズにも対応しています。契約時に任意で頭金(エンキロでは「前払いリース料」と呼びます)を設定することが可能です。頭金を入れると、その金額が車両本体価格から差し引かれた上で月額料金が再計算されるため、毎月の負担を軽減できます。
ご自身の経済状況や月々のキャッシュフローを考慮し、頭金なしで手軽に始めるか、頭金を入れて月々の支払いを抑えるか、柔軟に選択できるのがエンキロの強みです。
一部の高級輸入車では頭金が必須な場合も
注意点として、ポルシェのような一部のハイクラスな輸入車を契約する場合、プランによっては一定額の頭金支払いが必須条件となっていることがあります。憧れの車を検討する際は、見積もりページで頭金に関する条件を必ず確認するようにしてください。
このように、エンキロは初期費用のハードルを限りなく低く設定しつつも、利用者の資金計画に合わせた柔軟な支払いプランを提供しています。
キャンペーンコードでお得になる?
多くのサブスクリプションサービスで利用できる「キャンペーンコード」や「クーポンコード」。エンキロでも同様の割引が適用されるのか、気になる方は多いでしょう。
結論から言うと、2025年9月時点の調査では、エンキロの公式サイトにおいて、申し込みフォームに直接入力して割引が適用されるような、恒常的な「キャンペーンコード」の提供は確認できませんでした。
しかし、コード入力形式ではないものの、期間限定でお得なキャンペーンが実施されることは頻繁にあります。これらを活用することで、通常よりも有利な条件で契約できる可能性があります。
過去に実施された魅力的なキャンペーンの例
エンキロがこれまでに行ってきたキャンペーンには、以下のようなものがあります。
過去のキャンペーン事例
- 特定車種のキャッシュバック:BMW「X1」で50万円、「X2」で56万円といった高額なキャッシュバックが実施された例があります。
- ギフトカードプレゼント:期間中に国産中古車を成約した方を対象に、Amazonギフトカードがプレゼントされるキャンペーン。
- サービスリニューアル記念:新サイトのオープンを記念し、期間中の成約者を対象とした特典が用意されることもありました。
これらのキャンペーンは、特定の期間内に審査を申し込み、契約を完了した方が対象となるのが一般的です。見逃してしまうと大きな機会損失になりかねません。
最新のキャンペーン情報は公式サイトで必ずチェック!
キャンペーン情報は常に更新されるため、エンキロの利用を本格的に検討し始めたら、定期的に公式サイトの「お知らせ」やキャンペーン特設ページを訪問することを強く推奨します。最もお得なタイミングを逃さずに契約するために、こまめな情報収集が鍵となります。
申込みできる店舗はある?

エンキロのサービスは、申し込みから契約、納車まで全てのプロセスがオンラインで完結する仕組みを採用しており、顧客が直接訪問して相談や申し込みができる物理的な店舗は存在しません。
この非店舗型のビジネスモデルは、店舗の家賃や人件費といった固定費を大幅に削減できるため、その分をリーズナブルな月額料金として利用者に還元することを可能にしています。スマートフォンやパソコンさえあれば、24時間365日、好きな時に好きな場所から手続きを進められる利便性は、多忙な現代人にとって大きなメリットです。
店舗がなくても安心の専門家によるオンラインサポート
「顔が見えないと不安」「車選びを専門家に相談したい」という声に応えるため、エンキロでは充実したオンラインサポート体制を整えています。特に、仮審査を通過した後は、自動車ディーラーでの豊富な販売経験を持つ、専門知識豊かなカーライフプランナーと電話やオンライン面談を通じて直接相談する機会が設けられます。
カーライフプランナーとの個別相談でできること
- 最適な車種提案:家族構成や利用目的、予算などをヒアリングし、数ある車種の中から最適な一台を提案してくれます。
- プランの比較検討:グレードやオプション、メンテナンスプランの選択で迷った際に、それぞれのメリット・デメリットを分かりやすく解説してくれます。
- 保険の相談:カーリース特有のリスクを踏まえ、どのような任意保険に加入すべきかアドバイスをもらえます。
- 乗り換えサポート:現在所有している車の下取りや処分についても、ワンストップで相談に乗ってくれます。
このように、実店舗に出向く手間を省きつつも、プロフェッショナルによる対面同様の丁寧なサポートを受けられるため、初めてカーリースを利用する方や車に詳しくない方でも、安心して最適な一台を選ぶことができます。
審査は厳しいのか、契約前に見るべきエンキロの評判・口コミ
- 審査は厳しい?審査会社はどこ?
- 専用の保険に加入する必要はある?
- 申込みから納車までの期間は?
- 契約満了後の買取は可能か
- 総括|エンキロの評判まとめ
審査は厳しい?審査会社はどこ?
カーリースを契約する上で、誰もが気になるのが審査のプロセスです。エンキロの審査が特別に厳しい、あるいは甘いという情報は一概には言えません。基本的には、一般的な自動車ローンや他のカーリースサービスと同様の基準で、申込者の支払い能力が慎重に判断されると考えておくのが妥当です。最も重要な審査基準は、「契約期間中、毎月のリース料金を遅延なく安定して支払い続けられるか」という点に尽きます。
審査を担当する会社は?
エンキロ自体が直接審査を行うわけではなく、提携している信頼性の高いオートリース会社(信販会社)が審査業務を担当します。主に以下の2社が審査を行っており、それぞれが国内有数の金融・リースグループに属しています。
- 株式会社エース・オートリース(住友三井オートサービスグループ)
- PLS株式会社(プレミアグループ)
エンキロの申し込みプロセスでは「複数審査」を希望することが推奨されています。これに同意すると、一度の申し込み情報入力で、これら複数のリース会社の審査を同時に受けることができます。これにより、申込者にとっては審査通過のチャンスが広がるだけでなく、より有利な条件での契約につながる可能性があるというメリットがあります。
審査で重点的にチェックされる主な項目
審査では、申込者が申告した情報と、信用情報機関に登録されている情報を基に、多角的な評価が行われます。
- 年収と収入の安定性:年収額そのものよりも、毎月安定した収入が継続的にあるかどうかが重視されます。
- 勤務先と勤続年数:勤続年数が長いほど、安定した収入があると判断されやすくなります。
- 信用情報(クレジットヒストリー):過去のクレジットカードやローンの返済履歴に遅延や滞納がないか、厳しくチェックされます。
- 既存の借入状況:他のローンの残高が多い場合、返済能力に懸念があると見なされることがあります。
審査通過のポイント
審査通過の可能性を高めるためには、何よりも無理のない支払い計画を立てることが重要です。ご自身の年収に対して、月額料金が高すぎる車種やグレードは避けましょう。また、申し込み時には全ての情報を正確に申告することが不可欠です。もし信用情報に不安がある場合でも、正直に伝えることが信頼関係の第一歩となります。不明な点や心配なことがあれば、審査申し込み前にカーライフプランナーに相談してみるのも良いでしょう。
専用の保険に加入する必要はある?

エンキロを利用する上で、保険に関する理解は非常に重要です。まず大前提として、エンキロの月額基本料金には、法律で加入が義務付けられている自賠責保険料は含まれていますが、任意で加入する自動車保険料は一切含まれていません。
したがって、契約者は必ず自分自身の責任で任意保険に加入する必要があります。万が一の事故の際、自賠責保険だけでは対人賠償の上限額が低く、対物賠償や自身の怪我、車両の損害は一切カバーされないため、任意保険への加入は必須の義務とお考えください。
エンキロでは、こうしたニーズに応えるため、カーリース契約者向けに特化した独自の自動車保険「エンキロくるまのリース保険」を用意しており、多くの利用者に加入を推奨しています。
「エンキロくるまのリース保険」ならではの強力なメリット
この専用保険が推奨される最大の理由は、一般的な自動車保険ではカバーしきれない、カーリース特有の重大なリスクに対応している点にあります。
最大の安心材料:中途解約金の補償
もしリース期間中に事故を起こし、車が修理不可能なほどの全損状態になったり、盗難に遭ったりした場合、リース契約は強制的に中途解約となります。その際、残りのリース期間分の料金や車両の残価などを合計した、高額な違約金(中途解約金)を一括で支払う必要があります。専用保険に付帯する「リースカー車両費用特約」は、この予期せぬ巨額の出費を補償してくれるため、安心してカーライフを送るための強力な備えとなります。
その他にも、飛び石によるガラス破損やドアミラーの損害など、日常で起こりがちな軽微な損害を、翌年の保険料に影響する等級を使わずに修理できる「プチ補償」が付帯している点も魅力です。
自分で保険を選ぶ場合の絶対条件
もちろん、長年付き合いのある保険代理店がある、あるいは現在の自動車保険の高い等級を引き継ぎたいといった理由で、自分で保険を選びたい方もいるでしょう。その選択も可能ですが、その際には絶対条件があります。
車両保険への加入は必須
リース車両はあくまでリース会社の所有物であるため、エンキロでは必ず「車両保険」を付帯させた任意保険に加入することを契約の条件としています。また、その場合、前述の中途解約金リスクはカバーされないことがほとんどであるため、特約の内容を十分に確認し、リスクを理解した上で選択することが重要です。
申込みから納車までの期間は?
エンキロを申し込んでから、新しい車が実際に手元に届くまでの期間は、選択する車が「新車」か、「特選車(登録済み未使用車)」や「中古車」かによって、劇的に異なります。ご自身の計画に合わせて、どちらのタイプの車を選ぶかを検討することが重要です。
新車の場合:数ヶ月から1年以上かかることも
新車を契約する場合、基本的には契約が正式に成立してから自動車メーカーに車両を発注する流れとなります。そのため、納車までの期間は、その時々の車種の人気度、メーカーの生産体制、そして世界的な半導体不足や部品供給の状況に大きく左右されます。
特に人気の高い新型車や特定のグレード、オプションを選択した場合、納車までに半年から1年以上待つことも珍しくありません。これはエンキロ特有の問題ではなく、現在の自動車業界全体が抱える課題です。最新の納期情報については、日本自動車販売協会連合会(JADA)が発表する統計情報や、各メーカーの公式サイトで確認するか、最も確実な方法として、審査通過後のカーライフプランナーとの面談時に直接問い合わせることをお勧めします。
特選車・中古車の場合:最短約1ヶ月で納車可能
「すぐにでも車が必要」「長い納期は待てない」という方には、エンキロが在庫として保有している「特選車」や「中古車」が最適な選択肢です。これらの車両は既に現物が存在するため、メーカーの生産を待つ必要がありません。
特選車・中古車の納車までの目安
契約手続きや必要書類のやり取りがスムーズに進めば、およそ1ヶ月から1ヶ月半程度で納車されるのが一般的です。新車に比べて圧倒的に早くカーライフをスタートできるのが最大のメリットです。「特選車」とは、ディーラーでの試乗車や展示車として一度登録されただけの、走行距離が極めて少ない未使用車のことを指し、新車同様のコンディションで早く手に入るため非常に人気があります。
いずれの選択肢においても、契約者の側で車庫証明の取得や必要書類の準備を迅速に行うことが、スムーズな納車につながる重要なポイントとなります。
契約満了後の買取は可能か
エンキロでは、契約期間が満了した後の選択肢として、車をリース会社に返却するだけでなく、それまで乗り続けた愛着のある車を、ご自身の所有物として買い取ることも可能です。契約満了の約2ヶ月前を目安にリース会社から「期間満了のお知らせ」が郵送され、その案内に従って「返却」または「買取」の意思を伝えることになります。
最終的に車を自分のものにしたいと考えている方にとって、これは非常に重要な選択肢と言えるでしょう。
エンキロ独自の買取価格の決定方法
エンキロの買取価格の算出方法は、一般的な中古車市場の相場とは異なり、少し特殊なロジックに基づいています。この点を理解しておくことが重要です。
買取価格の基本計算式
買取価格 = 契約時に設定された残価 – 契約期間中に支払った距離料金の総額から、税金・経費等を差し引いた金額
この計算式が何を意味するかというと、月々の走行距離が多く、距離料金をたくさん支払ってきた人ほど、残価から差し引かれる金額が大きくなるため、結果的により安い価格で車を買い取れる可能性があるということです。逆に、あまり走行せず、距離料金の支払いが少なかった人は、その分買取価格が高くなります。
【具体例】
仮に、残価が100万円の車で、Aさんは距離料金を累計30万円、Bさんは累計10万円支払ったとします(経費等は簡略化)。この場合、Aさんの買取価格は100万円-30万円=70万円に近くなり、Bさんの買取価格は100万円-10万円=90万円に近くなる、というイメージです。
買取を選択する最大のメリット
買取を選択する最大のメリットは、これまで何度も触れてきた「残価精算」で追加料金が発生するリスクを完全に回避できる点にあります。
オープンエンド契約の最大の懸念点である「契約終了時の査定額の変動」を一切心配する必要がなくなります。もしリース期間中に車に傷をつけてしまったり、想定よりも走行距離が伸びてしまったりした場合でも、決められた買取価格を支払うことで、追加請求の不安なく車を自分のものにできるため、精神的な安心感は非常に大きいと言えます。
総括|エンキロの評判・口コミ・審査は厳しい?という疑問のまとめ
この記事では、新しいカーリースの形を提案する「エンキロ」の評判について、そのユニークなサービスの特徴から、利用者が知っておくべきデメリット、そして契約に関する具体的な疑問点まで、多角的に詳しく解説しました。最後に、本記事で取り上げた重要なポイントをリスト形式で振り返ります。
- エンキロは走行距離が少ない人(週末ドライバーなど)に最適なカーリース
- 料金は「安い月額基本料金」+「走行距離に応じた距離料金」の変動制
- 月々の支払額が一定でないため厳密な家計管理には不向き
- 日常的な通勤など長距離利用者には料金が割高になる傾向が強い
- 運営会社は2022年設立のフィンテック企業「DRD4株式会社」
- 申し込みはオンラインで完結し来店不要な実店舗はない
- 専門知識を持つカーライフプランナーによるオンラインサポートが充実
- 頭金は原則不要で初期費用を抑えて新車に乗れる(設定も可能)
- お得なキャンペーンが不定期に実施されるため公式サイトの確認が推奨される
- 審査は提携する大手リース会社2社が行い、一般的な基準で判断される
- 任意保険は別途加入が必須であり、リース特有のリスクを補償する専用保険が用意されている
- 納車期間は新車で数ヶ月以上、特選車・中古車なら最短約1ヶ月が目安
- 契約満了後は「返却」または「買取」を選択できる
- 買取価格は走行距離を多く支払った人ほど安くなる独自の仕組み
- 契約はオープンエンド方式のため、返却時には車両状態により追加請求のリスクがある
- ご自身の車の使い方とサービスのリスクを十分に理解した上で契約を判断することが最も重要
ライター紹介
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